HHKBなど雑感

投稿者: | 2021-08-30

初めてのUS配列はHHKBで、しばらくそのHHKBを主で使っていた頃もある。US配列はHHKBで覚えたかというと、半分くらいはそうかもしれない。その後、PC本体のキーボードもUS配列のものを選んだりして、次第に習得していったというほうが適当か。
しかし、テンキーレスのUS配列を使うようになってからは、HHKBの出番は次第に減っていった。理由は、標準的な配列の方がやはり便利だったからである。独立したカーソルキーやファンクションキー、標準的な位置にある各キーは、その配置で習得したい。加えて、HHKB Pro2の打鍵感がどうにも固い気がしてその後に使うようになったRealforceのほうが圧倒的に好みだったということもある。
しかしそんなことも10年以上前のことになってしまった。再び導入したHHKB Hybrid Type-Sは逆に快適で、Realforceと共に併用するに至っている。文章書きなど連続した打鍵の作業についてはHHKBで、それ以外の一般的な作業についてはRealforceでというのが概ねの使い分けだが、どちらもどんな作業でも使えるので、基本的にはその時の気分で使い分けたりしている。
どちらか一方が極端に良いというような状況でもない。どちらも特徴的で快適で満足している。こういう環境があると、何かもっと打鍵したくなるもので、それが文章の冗長的な特徴にも繋がっているかもしれない。
Realforceは、より一般的な作業向きだと思うが、HHKBはどちらかというとやはり技術系の作業向きという傾向もある。しかし無論、どちらかがどちらかに不利というようなことはなく、Realforceでもコーディングなどの作業には都合が良いし、HHKBで文章書き・原稿書きをすることも無論問題ない。どっちが良い、どっちが悪いというものもない。どっちも良いのである。