色々考えてみると、デジカメの電源は乾電池が良いと思っている。
何と言っても、単三電池は予備を用意する事が容易だ。特にアルカリ電池・オキシライド電池ならばコンビニにもあるので、旅先での購入も容易。繰り返し使えて経済的かつアルカリ電池より長持ちするニッケル水素充電池もコンビニにはないと思うが、入手はしやすい。
主流のリチウムイオン電池のタイプは、小型化できるので、カメラの形状を任意に出来るという部分はあるが、フル充電状態において単三電池タイプとの撮影枚数の差はあまり無いようだ。
旅行その他で一度に大量に撮影する場合は、やはり予備が欲しいところとなるが、たいていは取り寄せになるので欲しいと思ったときにすぐ入手できなかったりするし、そのうえとにかく高価だ。
しかも、リチウムイオン電池はカメラ本体毎に、あるいは本体の世代ごとに形式・仕様が異なる場合が多いため、予備が必要になる場合を想定してカメラ購入と同時期に併せて購入しておかないと、カメラ本体の世代が進むに連れて生産中止となる可能性が高く、後での入手が出来なくなる。単三電池であれば、カメラに関係なく供給され続けるので、そのようなことは絶対にない。
そう考えると、少なくとも自分としては単三電池を使う物以外に選択肢として考えられないのだが、依然、我が国での主流はリチウムイオン。単三電池使用タイプのデジカメは、何故か初心者向けの単機能モデルしかないなど、地味なラインに位置づけされている事が多いのが残念である。モデル数も少ない。