中学生か高校生くらいの時に、一眼レフを使っていた頃に撮影した写真を見つけたので、同じ一つのイベントを最近デジカメ(コンデジ)で撮影したものを比較してみた。
違いは歴然。これはもう画質云々以前の問題で、最近コンデジで撮った方がはるかに良い出来だ。
昔に撮影した時は、単焦点のレンズのみでの撮影でもあり、フレーミングがまず滅茶苦茶だ。何を撮りたかったのか。ピンアマ、ブレは当たり前。その上、基本的に逆光位置から撮影しており、1/3のショットに光カブリ発生……。とても見せられる様なものではない。
最近コンデジで撮影したモノは、レンズがズームなので、一応撮影時に無駄なモノはカットしたフレームになっている。オートフォーカス機能と手ブレ補正のおかげ、プログラムAEによる自動露出もあり、その部分での失敗も皆無。光の当たり具合は考慮した位置から撮影したので、光カブリも無し。多少の露出オーバーはあるが……。
昔の失敗は、確かにフレーミングなどセンスに関わる部分もあるが、いずれも、カメラに搭載されて標準的なものとなっている新しい技術に助けられている。何より、フィルムカメラの場合は、その場で撮影結果が把握できないもどかしさもあった。