デジタル一眼、KDXの電池残量表示は携帯電話と同様に3段階。CIPA基準、満充電で500枚撮れるが、実際の感じではそれ以上撮れている。
目盛りが一つ減ってからも100枚くらいは撮れる。二つ減ると、程なくして突然交換警告が出て使えなくなる。リチウムイオン電池の特徴的な減り方だ。
電池は、普通それだけ使えるなら一つあれば基本的に十分だが、それでも個人的には困ることがある。それは、出かけるときに残量が少ないときだ。たとえば目盛りが1つ減っている状態で、これから150枚程度撮ることが予想されるとき。おそらくこのままでも大丈夫かも知れないが、不安なのでその状態から満充電をする事になる。
これでその場、その撮影は安心だが、電池にしてみると、何だか寿命を縮めているようで不安だ。
リチウムイオン電池はメモリ効果と呼ばれる、まあ要するに段々容量が減ってゆくような感じで劣化する、二次電池の特徴は出にくいとされているが、それでも無いわけではなく、使い切ってから充電するのが理想だ。
このような場合で、電池が1個しかないと、それが出来ない。
で、予備電池を購入した。
上の例のような場合、満充電した予備電池を持ってゆくと安心だし、最初の方の電池も使い切ってから交換する事が出来るので、メモリ効果を最小限にして、一応理想的な電池の使い方が出来ると思われるからである。
リチウムイオン電池は効果であるので、そう簡単に買い増しておくことは難しい場合もあるが、他の機器でも理想的には予備・替えの電池をもう一つ用意しておくと良い。そう言いつつ、携帯もノートPCも予備は買っていないが……。
コンパクトデジカメの場合は、予備電池を用意するのも悪くないが、この点のみを考えると単三電池駆動タイプの方が、手軽で都合が良いと思う。