PC購入ポリシー

投稿者: | 2022-10-16

PCを新規に購入する理由は、基本的に使っていたPCが何らかの理由で使えなくなった、あるいは使えなくなる時である。
もちろん、故障で使えなくなった場合が最大の理由ではあるが、OSのサポート終了により使えなくなることが予想されている場合もそれの一つではあるし、そろそろ新しいOSに乗り換えたいという理由の場合もある。

実際購入する段になって、どういうPCにするかは、厳密には毎回異なっているものであるが、ここしばらくは次のようである。

  • ノートPCとする
  • なるべく高スペックとする
  • CTOによる
  • ドックによる拡張も考慮する

デスクトップに比較して高価になりがちなノートPCにするのは、製品自体がコンパクトであるからということに尽きる。それ単体で完結するので、それだけあれば何処へでも好きな場所に持ち運んで作業が出来る。とは言っても、ほとんど自宅の中でPCラックの上部に据え付けて、そこからドックで接続して外部モニターやスピーカ、キーボードを通ので、その意味ではノートPCである必要は無いのであるが、その後そのPCが役目を終えたときにしばらく手元に置いておくのに、デスクトップのものだと場所をそれなりに取るという点も考慮しなければならない。
ノートPCの場合は拡張性に限度がある。ドックを使うことで何とか、必要な範囲での拡張はできる。また、デスクトップと比較して内部スペースも限られていたり電源の制約などで、高性能のCPUを搭載するが基本的にはできない。代わりに、バッテリーを搭載しているので、補助電源のことを考えなくても良いという点もある。

そのような関連もあって、CTOでカスタマイズしてなるべく高スペックのものを選び、5~7年、長期間使っても使い切るまで快適に使えるようにしておくのである。
CPUは選べる最高位のもの、価格にもよるところではあるが、ノートPCでは今ならCore i 7とか、Ryzen 7のライン、最新世代から選ぶ。メモリも、可能な限り最大搭載したい。Windows 10にする時に、8.1と同様に12GBを選択したが思いのほかメモリ使用量が大きく、もう少しメモリは搭載しておくべきとも思った。とは言ってもメモリが足りなくなることは一度も無いが、半分程度使っているのが状態であるので、もう少し余裕を持った構成にしたいと思っている。メモリは自分で追加できる場合もあるが、内蔵になっている場合もあるので、事前に選択しておくのである。

記憶装置はSSDで、物理的な動作がなく高速な読み書きを目指す。とは言え、SSDは随分と高価であるので、選べる最大サイズにすると著しく価格が跳ね上がり、難しい。Windows 10では256GBあれば、それで3割くらいの使用率であるので、まあそれで十分とは思っている。

そのほかにも、ディスプレイの大きさは14吋程度だとか、指紋認証装置が搭載されていることだとか、何よりUS配列のキーボードを選択できることなど、細かい要件はあって、そういう部分を充たすカスタマイズができる機種でなければならないのである。
Pro OSを選択できることも重要である。無論後にアップグレードもできるのであるが、最初から入っているのが何より良い。WindowsのPro OSでは、ドメインに参加できたりするほか、BitLockerが使えるので、TPMと合わせて可搬媒体やSSDの暗号化に重宝する。