デジカメ電源考

投稿者: | 2007-12-16

初購入のデジカメは専用のリチウムイオン電池で、充電はカメラに取り付けた状態で無ければならなかった。予備電池を購入したが、充電中は基本的にカメラを持ち出せないという不便さがあった。
そういう経験の元、その後少しのブランクがあり何年かして購入したコンデジは単三乾電池を使用するタイプを選んだ。単三乾電池は、入手のしやすさがあり、簡単に予備を用意できるのが絶対的な利点だ。つまり、少々撮影可能枚数が少なくても、入れ替えの手間さえ惜しまなければ問題とならない。アルカリ電池以外でも、オキシライドやeneloopなどにニッケル水素充電池を使ったりと、選ぶ事ができるのも面白い。

残念な事に、コンデジでの単三乾電池モデルは機能が控えめなエントリークラスの機種のみしかない。売れ筋のクラスの物はコンパクトさが売りでもあるため、小さな専用電池を搭載しているのが普通である。
よく考えてみれば、繰り返し充電できるリチウムイオン電池のほうが、電池そのものの価格が高価である事を考慮しても、トータルのコストは安い。乾電池モデルは、eneloopなどの充電池を使うならコストは同様か少し安いくらいだが、毎回使い捨てのアルカリやオキシライドだと、圧倒的にコストが高く付いてしまう。

メインのラインアップのコンデジや、デジタル一眼レフでは乾電池モデルはほとんどない事などから、自分も今はリチウムイオン電池を使うモデルを選んでいる。

携帯電話機種もそうなのだが、リチウムイオン電池は規格がバラバラなのが気になるところ。同じメーカーでもそれぞれの機種毎に違うタイプの電池を使用している。予備電池を購入しても使い回しがきかないので経済的ではない。単三乾電池の規格であれば、そういう事はない。
リチウムイオンも携帯電話・コンデジ用、デジタル一眼・ムービーカメラ用にそれぞれ2種類くらいに統一できれば、電池の単価も下がって良いと思うのだが、ダメなのだろうか。