OpenTTDで256×4096マップを開始

投稿者: | 2023-08-05

マップの初期設定方針

  • JapanSetなどのNewGRFを導入・適用した状態で作成する。
  • 当面、長辺4096、短辺128を基本とする。
  • 温帯、なだらかな地形で周辺は水域としない。
  • 列車の保有可能数は1000とする。(マップの大きさにより調整可)
  • 航空機は500とする。
  • 1920~1930年を開始年とする。

命名の規則的なもの

  • 都市名・街名は、その中心部(都市名が表示される箇所付近)の長辺方向のタイル番号から名付ける。0030番タイルの都市であれば、「零零三市」のようにして、横に並ぶ街は「西零零三」などとする。
  • 漢数字の使い方は特に決めない。零を省略して「三市」などでも良い。
  • 産業拠点名も同様「零零三発電所」のようにする。これは付近の都市名と同じでなくても良い。数字を使って「003発電所」などでも良いことにする。
  • 旅客列車名は出発地(車両基地所在)と目的地(折り返し駅)を入れて、「003-120#000」のようにする。
  • 産業列車名も積み込み地と目的地を入れ「255-194石油#000」のようにする。
  • 道路車両の名前は、走行地域名を適宜取り入れた物として、列車名の規則とは異なっても良い。
  • 航空機や船舶など他の輸送機関も列車のルールに準ずる。
  • 石油採掘タンカーは「012タンカー#000」など油田名とする。

開発コンセプト

  • 1920~1930年頃から開始し、当初から鉄道運送を基本として開始し、将来の路線開発に足りる資金を調達する。
  • 借入金は、自己財源で不足する時だけ少しずつ借り入れ、なるべく早く返済する。
  • 1950年代までは主に石炭輸送、1960年からの海上油田出現後は油田からの石油輸送を中心にすることとしてすぐ着手し、なるべく早く輸送チェーンを構築する。
  • 油田輸送ルート構築と輸送機器購入に備え、1960年までに10億円程度以上の資金調達をする。
  • 産業輸送の合間を見つつ、都市間の旅客・郵便輸送のために南北縦貫本線の構築を目指す。
  • 1964年頃に新幹線が登場するので、これ以降大都市間を結び、本線に並行して南北縦貫の新幹線網を構築する。
  • 1980年の大型空港出現以降で、航空網の整備も行う。

今回のマップの個別の開発方針

  • 南北縦貫の新幹線路線を2路線整備する。
  • 南北縦貫の在来線路線を4路線整備し、うち1路線、あるいはこれとは別線で高規格在来線を1路線整備する。
  • 南北縦貫の航空路線網は、1000程度の間隔の長距離路線系統を1つ、700程度の長距離路線系統を1つか2つ整備する。余裕があれば300程度の短距離路線網も整備する。
  • 長距離路線航空網の空港は大型空港とし、南北の拠点空港は大陸間空港とする。

1920年

約70万人。初期の借入金2200万円。
何故か最初はすぐに急激に人口が増えて80万人くらいに達する。
今回のマップは256×4096の長大マップ。都市の道路形成をランダムにして、所々ちゃんとした格子状の道路の都市も出現している。
4500人の最大都市に本社小屋を建設。いつの間にかこれがビルになる。

今回も石炭輸送から手がける。丁度北部・北端都市付近の幾つかの炭鉱が挙って月産100トン以上の炭鉱で、その辺を結んで発電所までの輸送を開始。
最初は65km/hのSLでの輸送なので、とにかく遅いが、それでも着実に輸送量を稼ぎ、列車数を増やすことによって資金は増えていく。

1926年

79万人。1億5600万円。
人口は最初の増加からほとんど増えていない。そもそもまだ都市への輸送を何も行っていなかったが、ようやく北端都市から次の都市への、将来の縦貫本線の礎となる路線を構築して最初から電車、30系電車を走行させ始めたところである。

資金も追加での借り入れを含めて2600万円ほどは、この後返済してしまって、自己利益分だけで今後はやっていけそうである。
借入金の利子はそう高いものではないが、できる限り早めに返済しておく。

1936年

78万7千人。10億3300万円。
人口は減少に転じているが、収益はとりあえずの目標の10億円に到達。これでいつでも、海上油田が開発されても対応できる。実際、10億までも必要なく数億円があれば油田から製油所までのルートも複数構築できるのであるが。

この間は収益向上のため、引き続き炭鉱輸送の開拓を行いつつ、本線の南進も少し進めた。ただし、本線の旅客・郵便輸送収益はまだ全く成り立たないくらい。駅ルートを変更した都市の新駅は、気付けばまだ周りに住宅などもなく、銀行があるだけで旅客・郵便の取り扱いをしていなかった……。
電車は40系が登場したのでそれに更新。

一方で、石炭輸送は貨車がまだ60km/hの速度にしか対応していない。75km/hの貨車トムが登場するのももう少し先であるようで、機関車も9600型で十分、線路も非電化80km/hで当面、十分なので、コストを考えてまだ当面はこれで良さそうである。

1946年

78万9千人。30億8600万円。
戦後期に入り、収益と資産は確実に増えているが、人口は増えない。都市の発展が思うように行っていないのである。都市の発展は2000年まで待たなければならないが、それまでにある程度本線を整備したいところで、少しずつ延伸を行っている。
1960年を迎えると、そこから海上油田輸送ルートの構築作業が中心になるので、旅客輸送ルートの開発も新幹線路線の建設も実際2000年頃まで手がけることが出来ないかも知れない。ただし、その頃には収益も向上するので、資金で困るようなことはない。

75km/h運転が出来るトラの貨車の登場で、従来の65km/hトムから置き換えて石炭輸送を開始。C11機関車はテンダーを持たない小型の機関車だが、4ブロック分の石炭貨車の牽引なら問題ないので、これに置き換えて75km/h運転をできるようにしている。

1950年

79万3千人。40億2700万円。
石油輸送開発ラッシュまであと10年。資金の状況は前回の4096×128マップとそんなに変わらない。開発できる速度は限られていて、手がけられる輸送ルート数と手法もそんなに変わらないとすると、収益もほぼ同様だろう。

1950年からは、色灯式の信号が使えるようになる。ただ、実際には、それ以前から建設メニューには表示されていて最初から使うことができる。腕木式と機能も役割も変わらない。どっちを使うかはユーザ次第なので、自分は1950年以降に建設する路線の信号は色灯式、それより前は腕木式としている。
これまでのマップでは、1950年以降腕木式を本線では全て色灯式に変更していたが、その場合は新たに設置費用も必要で、そんなに高価でもないが、特にそれも無駄なので、腕木式も味があって良いのではないかと思うので、今回は今後工事でルートを変えたりしない限り、今まで設置してきた腕木式はそのままで良いと思えてきた。
実際、OpenTTDでは腕木式の信号のほうが動作が視認しやすい。
とは言え、自分が使うのはパス信号と一方通行パス信号のみではある。

信号機で思い出したが、今回、今後単線ルートを建設する場合は、駅ホームも上下線で分けるべきかと考えている。今までは2ホーム双方向に入線できる。複線路線の場合はそれで身動きが取れなくなるという状況は起きないが、単線の場合は起こりうる。
信号場的な場所では上下線区別していたので、駅でもそれがあっても良いように思う。

1955年

81万7千人。60億120万円。
この間は、引き続き石炭輸送ルートを開拓しつつ、第1本線の北部延伸を続けていた。
相変わらず旅客・郵便輸送収益は期待する程ではないが、既に整備している中央部の本線にもう少しで繋がり、北端都市と中央部の首都が鉄路で結ばれることになるので、それである程度体系的な長距離列車を走行させられるというものである。
この作業は、何とか石油輸送が始まる前までにはそこまで完了させたい。

第1本線は、北端の東の都市から中央部の首都で第2本線と交叉して、南端西の都市へ向かおうとする路線である。一方の第2本線は、北端西の都市から南端東の都市へと向かわせる予定の路線である。
256パネル幅のマップなので、このくらいの余裕を持った計画ができる。128パネルでもできなくはないと思われる。

しかしやはり、OpenTTDの醍醐味は鉄道建設をしてマップ上を縦横無尽に線路を張り巡らせることであるので、それが自由にできなくなったところがだいたい完了の時期ということになる。今回のマップでは500年でそうなるか、あるいは1000年くらいかけて遊べるのかどうか。

1958年

82万7千人。70億1400万円。
そんな考えでやっていたら、いよいよ58年になる前に第1本線の北部線整備が完了した。80系電車で区切って運転をしていたが、C-62機関車による客車列車1本を、北端から首都まで往復させることにした。

前回マップよりも同じ時期での資産は多くなっているがマップの広さで言えばもう少し多くあっても良かったのかもしれない。

1962年。

86万8千人。88億1300万円。
60年3月頃から次々に海上油田が出現して、既にその数は30。陸上油井は姿を消した。
今まで未着手の南部海域によく出現し、幸い、今のところはほとんど大きな水域に複数集中していて、小さな水域に一つだけ出現する油田はない模様。

今回は、埠頭と製油所も5パネル長の駅にするが、ひとまず従来通り4パネル分の列車長で、機関車1両、タキ7両で運転する。ちなみに信号間隔も8にする。
今後もうすぐ新幹線が登場するが、新幹線は6パネル長にして、当初は10両編成までとするが、12両編成まで拡張できるようにするのである。
首都は既に、新幹線駅建設予定地と線路用地を確保しているが、2ホーム分で通過型の駅になる。在来線は首都・本社隣接の駅は4ホームあって、本線が交叉する重要駅となっている。

その後、1964年で96億円に達していて、100億は目前。
石油輸送の機関車は当初はDF50で90km/h運転だったが、程なくしてDD51が登場したのでそれに替え、95km/h運転とした。69年にEF81が登場したらそれに変更するが、速度はタキの制限で110km/hよりは出ない。

新幹線はまだ登場していない。

1968年

93万6千人。115億5500万円。
1966年頃になって新幹線が登場していた。もっと少し前だったかもしれない。
首都の、新幹線駅として確保していた土地を利用して中心部に近いところに駅を建設。だが2番線しかない。今回は新幹線は6ブロック分の長さの駅とした。
南部方面へ1駅分だけ建設して運行開始。当初は8両編成としてある。

油田開発ももちろん継続。17油田ほどにタンカーを運行させ、3箇所の埠頭から列車で適当な距離の製油所への運送を開始。来年1969年くらいにはEF81が登場するので、DD51から置き換える。線路は最初から電車線で建設している。

1972年

99万3千人。134億7700万円。
EF81機関車は1970年過ぎに登場したので、石油輸送で使っていたDD51に替えてそれに牽引させるように更新中。
新幹線は北方方面へも次の駅まで建設して3駅分の路線。
石炭輸送の機関車は、非電化なのでDF200が出るまではDD51のままか。貨車は旧型ホキが登場したのでそれに更新中。この貨車は100km/h対応であるが、DD51は95km/hである。

首都の本社は、ちょうどこの頃に既に最終発展型のビルディングになった。何百年経ってもこれより大きなビルにはならない。

1972の211市

1981年

113万6千人。243億3600万円。
本線。第1本線北部線に50程の多数の列車を投入。これは本格運用並み。
石油ルートは大規模となるもののみは構築済。列車は少ない。
本線南進中である。

1986年

122万人。325億3800万円。
前回マップよりは資金はもちろん多いが、それでもマップの大きさに比例していないので、まだ稼げる余地はあるのだと思う。
石油の輸送は何とかやっているようであるのでそのままにして、本線と新幹線の延伸に邁進中。全線開通までは、小規模区間で列車を運行させておき、全線開通後にそれら列車を廃止して縦貫列車を走行させるのである。

1994年

133万8千人。463億8400万円。
色々並行して整備をしていると、一気にできあがるかも知れないが、まずは本線の開通を目指すことにして、第2本線の南部方面への延伸を集中的に行うことにした。
そんな途中で、幾つか海上油田が登場してきたので、月産10万リットル以上となる海域を輸送の対象とすることとして、埠頭、駅~妥当な距離にある製油所へのルートを開拓。
その間、また本線延伸作業は停止したままである。

2001年

143万6千人。594億280万円。
やはり石油ルートの開拓には時間がかかる。海域の油田の合計で10万リットル/月以上の生産量の海域埠頭から製油所へのルートを設置。海域に一つしか油田が無く生産量も低い所は対応しない。
今後は、列車の編成を2両増結する変更を検討中。

その間、110km/h対応のホキとDF200機関車が登場していたので、全ての石炭列車をこれに置き換え。ホキは現在で320両。機関車は40両。

2020年

178万9千人。1010億2100万円
石油輸送線の列車の様子を見ながら、9両編成プラス機関車の編成へ変更する作業に時間を要した。
この間、旅客線・本線・新幹線は放っておいてあるので、赤字列車が続発している状況。
第2本線の南部線も開通させて、首都経由で第1本線から第2本線へ連絡して南北縦貫できるようになってはいるので、縦貫列車として、従来第1本線を首都まで走行させていた列車を全て南端まで運行しているが、それでも列車運行間隔が短すぎたりして具合が悪い。
少し調整して再度出発させねばならない。

また、商品輸送列車M250編成も運行できるようになっているのだが、商品搬入の都市への路線の構築などが進んでいない。

2044年

238万4千人。1902億3900万円。
この間はとにかく本線建設と走行列車の繰り出しに邁進。
御陰で、第1第2二つの本線共に南北縦貫することができたのである。ただし、北端南端の駅は中々、満載させるのが困難で列車の繰り出し間隔が難しい。
ダイヤの設定でできると思うのだが、やり方がわからないのである。

2051年

263万4千人。2222億1900万円。
この間は等間隔に発車させる方法を研究し、実験線を整備してのテストをしたのだが、結果的にこの正攻法は使えないということがわかったので、従来通り手動発車による列車間隔調整ということになった。
具体的に言えば、ダイヤの機能を使えばそれができるということがわかったが、実際にやってみると思うように機能しない。

手順としては、最初に1列車を1サイクル運転させて、オートフィルを有効にしておいて自動的にダイヤを作成する。ダイヤ設定無しの区間がなくなったら、一旦その列車を止め、すなわち車庫に入れるなどして運行を停止し、Ctrl+クリックで始発時間を、少し余裕を見て先の時間に設定すると、それで他の共有列車に出発時間が等間隔に分配されるというもの。
あとはこれら共有機器が自動的にその時間(その日)になったら出発する。
はず、なのだが、これが勝手に早発したり遅延したり。鉄道は経路が線路に限られているから列車の順番が変えられないことなどが関係しているのか、とにかくこの方法では思い通りにならないのである。

そのようなタイミングで本線開通に伴い、二つの本線全線運行へ、既存列車の運行経路を切り替えて正しく第一本線は第一に、という流れにしたのである。

2061年

301万8千人。2724億8600万円。
新幹線を南端都市まで整備。新幹線ターミナルとなる南端都市は、他に良さそうなところがなく、第2本線の南端都市が新幹線の南端都市にもなった。つまり、そこに新幹線の駅を設けたのである。

2090年

439万9千人。4491億4700万円。
新幹線の運行は開始したが、12両編成で満載発車となると間隔がだいぶ広く、南北縦貫でも8編成しか運行を開始できていない。
本線、特に第2本線の南北端駅での集客が思うように捗らず、これら駅で満載待機をさせると、列車の間隔と合わずに大量の待機列車が生じてしまう。
運行経路を二つの本線を八の字型に循環できるようにするつもりでいて南北端の駅はそれにも対応できるよう、3つの駅は終端型ではなく通過型の駅としているのである。
尤も、終端型であっても折り返せば良いだけではある。終端型としている駅は、中心部に入り込んで、初期に構築したので都市も発展し、集客率が良い。

こんな年になって、ようやく各石油精製所からの商品輸送列車ルートを構築し、運行を開始している。
今回マップでは、商品列車専用の路線では多くは単線とし、何カ所かに行き違いができる信号場を設けている。商品列車は、ほとんどの場合1路線につき二列車しか走行しないからである。それ以上運行すると、製油所のホームを占有してしまって、石油輸送の列車が荷下ろしできなくなるからである。

前回マップでは、2095年時点で4560億だったので、ほぼ追いつかれてしまったというか、今回マップでの収益の増加率が前回より少ない。マップは広いが、きちんとした収益に繋がっていないという見方ができる。

大きな要因は、航空網の整備が遅れているというか、まだ着手できていないことと、石油輸送の収益が想定より少ない、本線や新幹線での収益が前回レベルに至っていないことが要因である。石油製油所からの商品搬送も、今になってようやく開始できた。

何に他にそんなに時間がかかっていたのかというのが、思い当たらない。線路建設の速度もそんなに変わらない。寧ろ作業のコツを掴んできているために速くなっているはずであるのに。

2100年

499万人。5330億9000万円。
二つの本線を南北両端で結び、大きく見れば八の字型ということになった。近い将来には列車を八の字に運行させる予定であるが、その間に航空網の構築を試みる予定をしているのである。

2117年

605万5千人。6756億2200万円。
前回マップとの比較で、人口は、マップの広さの違いもあるのでほぼ倍だが、資金はほぼ同じである。収益が十分でないということであろう。

航空網大路線の構築を完了。ただしまだ試験飛行便数便の運行状態。本線のループ運行配備が完了してから本格就航させる予定である。
その本線はループ化、八の字型に運行できるようにして、正回り反回り各56列車を運行させることができた。それぞれ16億円ほどの年間収入か。

次は新幹線がまだ8列車しか運行していないので、これの適正化を図り、その後には飛行機の本格就航、大型機化(B747とA380)を行うのである。

2133年

713万3千人。8440億2200万円。
航空網の整備中。具体的には2系統、南北縦貫ができるよう空港を設置し、そこを定期便的な航空機を就航させている作業の途中である。
前回マップとの比較での人口規模は2倍であるものの、資金はほぼ同じという状況はなお続いている。航空網の整備で収益は上がるが、整備している鉄道網なども数的には同じであるので、これ以上にするためにはこれ以上の路線などを整備して営業網を拡げる必要がある。

2139年

746万人。9185億8900万円。
航空網の整備を終え、安定化してくると年間39億円程度の収益となっている。
しばらく放置していた石油輸送事業で幾本か赤字列車が生じている。貨物にはまだ余裕というか、運送する余地があって遊休しているわけではないはずなのに、理由がよくわからない。

2145年

784万4千人。1兆11億円。
気付けば1兆円を超えていた。前回マップよりは辛うじて5年くらい早い程度。
石油輸送ルートの別の製油所へのルート開発や埠頭での搬出待ち貨物量に応じた列車数の増発などを行っている。

2182年

997万8千人。1兆5703億6300万円。
だいぶ時間が経ったが、石油輸送ルートで新たな転送所方式への切り替えなどをしていたり、炭鉱輸送も1箇所手がけたりしていたが、大きく収益を向上させるためには、大きな輸送ルート開発が必要である。新たな航空網を構築するの手っ取り早いが、OpenTTDはとにかく鉄道路線網を構築していくのが一番楽しいので、ミニ新幹線などの縦貫路線を新たに構築しようかとも思ったが、フル規格新幹線、第2新幹線での全通を目指すことにした。本線のように、八の字ループには難しいが、どこかで連絡線を設けて相互に乗り入れができるようにもしたい。

そんな考えで南から構築を始めているが、この作業は時間がかかる。駅の位置は半分の中央・首都付近まで決めることができたが、線路はまだ1/4程度。まだ完全に信号の設置が終わっていないし、試験列車も走行させていない。
ただ、この中央部においては相互に乗り入れができるジャンクション部分を設けたので、将来的にはここで乗り入れができるようになるため、そういう列車も走行させるかもしれないものの、当面はジャンクションは完全に接続しない形で残しておくつもりだったが、信号関係も調整していつでも乗り入れできるように工事した。

その後、2187年になって南端駅から中央部まで完工し、南部のみ300系新幹線で270km/hでの試験運行を開始した。

2205年

1119万4千人。1兆9490億円。
人口は1千万人を超え、資産資金も間もなく2兆円。
第2新幹線全通。1箇所石油輸送ルートも開拓。これだけ時間がかかった。

2212年

1150万5千人。2兆810億7700万円。
2兆超え。第2新幹線の間隔調整中。北端駅も少し発展。

2223年

1209万9千人。2兆2870億1600万円。
第2新幹線の整備を終え、30列車にまで増加させた。これまでの300系から286km/hの運転が出来る700系に交換したところだが、まだこの路線全体の収益は年15億程度。第1新幹線が45億なので、まだこれから増収の余地はあると思っている。しばらくしたらN700に置き換えて300km/h運転をする予定。320km/h運転ができるフル規格の車両はE5系しかないので、それだと第1新幹線と同じになってしまうので、N700にしておく予定ではある。
首都付近の新幹線ジャンクションも活用するよう、リレーライナーと称した小編成のミニ新幹線列車を2編成、中央部付近の路線の駅を走行させるようにして二つの新幹線のアクセスを作った。

未着手の大都市で既に高層ビルが建ち並んでいるようなところは、本線からの鉄道路線、空港設置によって新たな開発に手がける予定である。既に他の都市に取り込まれてしまっている都市、隣接する都市などは、トラムなどの交通手段によるべきか。
今回のマップでは、ここに至るまで自動車輸送は使っていない。

2236年

1266万4千人。2兆5280億1300万円。
そのような未着手の大都市、大都市と言っても1万数千人規模で、単に高層ビルが幾つか既に建ち並んでいるという都市に、何らかの輸送機関の拠点を設けて人流と物流を僅かでも与える措置を実施中である。一つ一つによる収益は少ない。

この間しばらくは他の機関は放置している状態であるが、特におかしなことにはなっていない様子である。

2254年

1358万3千人。2兆8845億円。
都市間輸送を開拓しつつ、第2新幹線の運行指令を調整中。
北端駅ではどうしても100%積載にすると列車が多数滞留する。

2260年

1383万6千人。3兆144億円。
3兆超え。都市間輸送ルートとして、高層ビルの建ち並ぶ都市だが未着手の都市への交通輸送手段を確保しつつある。

2273年

1453万7千人。3兆3051億円。
引き続き、未着手都市間の輸送を開拓中。鉄道を基本として、路面電車・トラム、あるいは航空機網による。しかしこれらによって得られる収益は限定的でもある。
第2新幹線も35億の収益を上げられるようになってきた。

2290年

1533万3千人。3兆6764億円。
ここへ来て、前回マップとだいぶ資金の差が出てきた感じでもある。前回マップではこの辺りの時期でようやく3兆円超えだったので。

未着手都市間輸送の開拓を一旦中止し、中央部で接続している二つの新幹線をクロスして走行するクロスライナーと名付けた列車を運行。これはE7系電車をその車両として320km/h運転として、各4編成ずつ運行を開始した。ミニ新幹線車両であるので、乗客数は幾分少ない。
全体を見て何カ所か、線形改良をしたのと、その後、もう一箇所の都市間路線を構築して、だいたい未着手の独立都市はなくなるはずである。

レアビル?

製鉄所の右上に出現した建物は、JapanSetに含まれているもので、4パネルを使った「病院」であるらしいのだが、自分が見ている限り出現は希であって、しばらくすると他の物に置き換わってしまう。ほかにも警察署が、中々出現しない。監獄は割とよく現れる。

2303年

1605万人。3兆9762億円。
間もなく4兆円超え。
未着手の都市を概ね解消し、未着手の油田で10万L超えの所が1つだけあったので、それから積み替え転送所までのルートを整備したが、既存のルートへの簡単な接続整備だけで既存の製油所への運送ができることに気づき、その切り替え。
苦労して整備した転送所ルートは廃止した。

2305年

1613万6千人。4兆88億円。
4兆超え。

2335年

1728万6千人。4兆6062億円。
この間は、全ての輸送機関を停止して、すなわちその間は収益自体がほぼゼロになる時期の実験、コロナ禍で輸送需要が途絶えたような状態のテストを2年ほど続け、また再開して収益を回復させる実証実験を実施。
そのほか、もうほとんどあとは既設の輸送機関のメンテナンス的な作業ばかりで、だいたいもう新たに建設する鉄道区間もほとんどないかという状態。しかし多少は、都市に拘らずに空いているルート部分に線路を敷設するような作業を実施してみたりしていると、まだ着手されていない都市なども見つかったり、既存のルートの延長ができたりという面があるので、そういう作業をしていたのである。

2351年

1792万人。5兆1億円。
ついに5兆円超え。前回マップでは、2408年頃だったので、それよりは60年近く早い。
基本的には輸送機関のメンテナンスというか、需給状態の多寡に応じて便数を増やしたりしているが、まだ都市でも着手されていない都市を、何とか手がけられないかと、可能な路線を構築したりしている。直前では、短区間ながらリニアモーターカーの運用も始めて見たが、速いのは面白いと思うもののあまり利益が出ない。

2372年

1846万5千人。5兆5069億円。
この間は、石油輸送ルートの点検というか、埠頭に原油が溜まり気味なので、そこの輸送を改善すべく列車数を増やしたり、複数の製油所に運送するように路線を構築したりということをしていた。
毎回、OpenTTDの一番の醍醐味はこうして鉄道路線を構築して、列車を運行していくことなのだなと思う。その昔、NゲージTOMIXの鉄道模型で遊んでいた頃から長大・長距離走行が可能なモデルを構築してみたいと思う、それの一端がこのOpenTTDにはあると感じている。

2374年

1861万人。5兆5474億円。
開発開始から450年くらい。今回のマップは、もう概ね開発の余地はないものと考えて、この辺で終わりにすることにした。
すぐに新しいマップを作る予定。