ATOKが要る

投稿者: | 2008-09-09

日本語入力は、ATOKである。昔からATOKなので、それ以外のIMEでは多分ダメだ。
しかしそれ以上に問題なのは、自分が使っているローマ字入力の方式である。

自分はキーボードを覚えてからずっと普通のローマ字入力であったが、あるときAZIKという入力方式を知り、カスタマイズファイルを適用してATOKでAZIK入力に切り替えた。この方式は、通常のローマ字入力の拡張であるから、仮にAZIKが使えないという事になっても普通のローマ字入力に戻るだけなのであるが、それから数年して、Dvorak配列というのを知り、それにAZIK同様の拡張を行ったACTというのがあるのを知った。

実際、手元に選択肢としてDvorakキーボードがあるなら、それに切り替えてみたいとも思ったのだが、選べるほどの選択肢はなく、ソフトウエアの段階でQWERTYをDvorakに切り替える事もできるのだけれど、それは常駐ソフトを使ったり、完全に最初から切り替えてしまったりという事で、自分的には少々抵抗がある。

そこで、通常のQWERY配列のキーボードにDvorak風配列を被せ、ACTを改変した独自配列のローマ字「AOUR」で入力を行うようにしたのである。
これはATOKと切り離せない。つまり、ATOKで実装できる事を前提にキーの割り当てを考案したのだ。従って、この入力方式に完全に慣れてしまった今となっては、通常のローマ字入力に戻るにはまた難しくもあるというわけなのである。