何でもそうなのだが、いわゆるマイブームというやつ、流行りの期間とそうでない期間とが繰り返し来る。
例えば自分でやっているAOUR配列なんかもそうだ。マイブームに乗っかっている期間は、配列の拡張もするし、公開しているサイトのカスタマイズもやってみたりするのだが、そういう流行りの期間でない時には、単に配列に基づいて普段の入力を行うというだけの繰り返しになる。
つまり、そういう波があるのだ。
今は何が波なのかと言って、特にそういうのは無いのだけれど、せっかくAOUR配列と言ったので、おそらくそれがひとつの波なんだろうと思う。
AOUR配列の今後の拡張は、おそらくATOKではもう限界だろうと思っている。これはATOKのカスタマイズ制限によるところが大きい。配列のカスタマイズなど、ATOKではあまり強く想定されてサポートされる機能とは考えられないし、過去のVersionとの互換性もあるだろうから、今後もこのカスタマイズの制限が大幅に緩くなるということは考えにくい。
つまり、だいたい今のAOURのルールが概ねの完成形であって、今後の拡張に関しては、Google日本語入力を土台としていったほうがいいのだろうと思う。
とはいえ、AOURを今後拡張するとした場合は、あと何を拡張すべきか。
やはりgACT10やJLOD配列でサポートされているような、省略・互換打鍵の拡張ルールなのだろう。
自分としては、今のAOUR配列のルールでほぼ満足しており、タイピングの速度をさらに向上させたいという欲もあまり無く、これ以上のルール追加は自分自身でマスターできるかどうかという心配もあるような次第。
なので、今後の拡張については、その気になるかならないか、ウエーブが到来するかしないかというところにかかっている。