その昔、ブログの黎明期に

投稿者: | 2011-05-27

ブログがようやく日本で市民権を得始めた頃に、「ウェブログ・ハンドブック」(レベッカ・ブラッド)という困った装丁の書籍を読んだ事がある。というか、今でも手元にある。
不完全さに満足する事を認める、とあった。出来の悪いと思えるエントリーでも、まあ投稿しちゃえ、という、そんな感じの意味である。モノの出来が悪い文章でも、まあ、ひとまずパブリックにしちゃえば何か面白いんでないの、という、多分そんな内容だったと思う。
ああそうか、そういう風に気軽で良いんだなと思えば、書くのも苦でなくなった。不完全なエントリーでも、良いのだ。
なので、たとえばこれがそういう不完全なエントリーなのである。