1、2年前に「パソコン用の眼鏡」があると聞き、ブルーライトをカットするものだということで初めてその存在に興味を持った。
ただ、その時点ではブルーライトカット眼鏡には度入りのものがなかったので、自分には使えないと諦めていた。そもそも自分がよく見るPCの画面はLEDではないから、まあそんなに気にしなくてもあまり変わりは無いだろうとも考えていた。
度入りのレンズと好きなフレームを組み合わせてそういう眼鏡が作れるというのを知ったのは昨年の秋頃になってからだった。有名なJINSやZoffでは、度数さえわかればオンラインでの購入もできるというし、薄いブラウンの色つきのものだけではなく、少し性能は違うがクリアなレンズもあるのだという。
そもそも、自宅でも会社の仕事でもPCは頻度高く使っている。外付けのモニタはLEDではないとしても照明はLEDだし、夜も見るテレビ画面はLEDでもあり、そういう眼鏡の効果も期待して、度入りのブルーライトカット眼鏡を作ってみることにした。
自分の眼鏡の度数は知らなかった。過去に眼鏡購入時にもらった書類に何か書いてあるかと探したが見つからない。それまで使っている眼鏡はだいぶ前から使っていたもので、特に自宅用として使っているものはだいぶ度も合わなくなってきている。
これまで眼鏡を作るにはどれも数万円の出費であって、新たに眼鏡を作るということになるとそれだけの出費となるのも、これまで何年も新たなものに手を出さなかった理由の一つであるし、常用している眼鏡で特に度数や具合的にはしばらく支障が無かったというのもある。
新しい形の眼鏡店ではネットでの販売に加え店舗でも省力化などのおかげで、ずいぶん安価であるようなので、どういうものなのかという不安もあったが、価格的に気軽であるので、最初は店舗で検眼をしてもらってクリアなレンズのPC眼鏡を作った。
本来PC用の眼鏡はPCでの作業をするときのものなのだろうが、クリアなレンズなので普段かけているのも悪くない。ブルーライトを反射するので眼鏡が青色に見えたりするのかもしれないが、他の眼鏡も少なからず光を反射するので、まあそんなに違いは無いだろう。
自宅でも常時それを使い、会社でもということになるとほぼ終日それをかけていることになるので、やはり使い分けたいと思い、自宅用として2本目も購入した。2本目は、1本目に作ったときの度数データでオンラインで注文を行うことにして、外出用ではないのでブラウンのレンズのものにしたのだった。
ブラウンのレンズは、見た目ではっきりとブラウンの色が付いているし、実際にかけて使ってみると画面の色もうっすらとそういう色味になるが、写真の調整など色の違いを気にして作業する場合を除いては、特段問題が無いような感じである。
実際に効果はどれほどなのかというのはわからないが、多分、目の疲れはだいぶ軽減されるのではないかと思っている。