Googleストリートビューで遊ぶのが面白く、やり始めると休日半日を費やしていることも時々ある。
正当な使い方を考えると、本来これは地図の延長線上にあるようなもので、自分が調べたい場所の周りの風景が、道路を視点として見るとどのようになっているのかという事を知るためのツールなのだろう。だが無論、そのような地図検索的な使い方に終始する必要は無く、ストビューで旅行をするかのごとく、自分の好きなような遊びのツールとして使っても良いわけだ。多分、Googleも特定の使い方だけを想定しているわけではないんだろう。
そもそも地図好きの自分は、特定の道路をそれに沿ってずっとストビューで渡り歩くというような遊びがまず好きだ。まるでその道路を歩いているかのように見て回るわけである。自分の住んでいる地域や都市というのもあるが、行ったことが無いような地方や国の道路をそうやって歩くのが面白いのである。
国内でも海外でも、あまり広い道路だと周りの状況が把握しにくいので、適度な幅員の道路が良い。海外の都市などで、路面電車の線路がある道路に沿ってずっとたどるというのも面白い。
住んでいる都市や住んだことのある都市など、いわゆる土地勘のある都市のストビューがあるなら、迷子ゲームも面白い。
これは、まずストビュー表示状態で画面上に隅のほうになるべく地図や写真などが表示されないようにしておいた上で、その都市の地図範囲が表示されるようにした状態にする。目を瞑って任意の場所にペグマンを落としこみ、ストビュー表示状態になったのを見計らって目を開ける。
任意の場所のストビューが表示されるはずで、そこが既に知っている場所であればやり直し。知らない場所であれば、そこがどこなのか、ストビュー上の自分が今どこにいるのかを出来るだけ早く把握するというゲームをするのである。新しいGoogleMapのスタイルでは下部の地図表示を消すことが出来無いかもしれないが、そういう場合はその地図をなるべく見ずに、付近を歩き回り、自分が今どこにいるのか、これはその都市のどこなのかを把握するという、そういう、逆に土地勘を養うようなゲームなのである。
だいたいいつも、そんなような事をしているから、時間が費やされるのである。
いや、しかし新しいストビューのスタイルではそれに加えて通りの名前まで勝手に表示されたり住所も左上に表示されたりするから、迷子ゲームの妨げになるなあ。