Windowsには最初から、MS明朝・ゴシック、メイリオ辺りのフォントが入っているのは知っているが、いつの間にかフォントが増えているのは多分ワープロソフトなどのアプリケーションにフォントがついてきて、インストールと同時にフォントが増えるせいだろう。そんなにたくさんは要らない気もするが、あっても良いような気もする。
一太郎も標準でいくつかのフォントがついてるが、更にプレミアム以上のパッケージには毎年、有名メーカーなどのフォントが含まれている。これらはたいていは文書として印刷して美しいフォントで、プロポーショナルの種類のものが多いのだが、画面表示に使える、とりわけテキストエディタで表示する時の等幅フォントを含んでいる場合は少ない。印刷時には文字幅や配置も含めて美しいフォントであるというのは良いのだが、時には文字数行数をきちんと原稿用紙のように整列させたい文書もあるし、特に原稿書き作業のテキストエディタでは文字数も重要なので、等幅で表示させられるフォントは必須なのである。プロポーショナルのフォントをエディタでの表示フォントに使うと、文字幅が不定なので逆に見にくい。仕方がないので、結局Windows標準のMSゴシックを使うしかない。
IPAゴシックなら等幅もあるので、これを使うこともあった。最近、そのIPAゴシックと組み合わせられているというMiguフォントというのを見つけ、それに変更してみたりもしている。MSゴシックは表示フォント自体、フォントフェイスも等幅になっているのでどんなサイズで表示しても問題ないが、それ以外のフォントは表示サイズをうまく調整しないと線幅が不定で逆に汚いことになる。WZ EDITORでMiguフォントなら16ポイント以上にしないと綺麗に表示されなかった。クリアタイプの設定かと思ったが、そこだった。