シャープペンシル

投稿者: | 2016-09-01

鉛筆系の筆記具では、自分はずっと好んで鉛筆ばかり使っているが、時々シャープペンシルに手を出してみるのもまた面白い。
シャープペンシルは、小学校の中学年くらいから学生時代ずっと、社会人になってボールペンが当たり前になるまで、自分の中での主たる筆記具の地位に居た。
周りの同級生たちは、ちょうど世に出回ってきた100円のシャープペンシルをよく使っていたようだったが、自分の場合は最初に買ってもらった300円程度の1本(コーリン社製)と、その次には誰かからもらったファンシー文具系の1本、更には出所不明の1000円程度と思われるPILOTの1本(H-1085)をずっと何年も使い回した。その後、自分で買ったぺんてるの製図用シャープ、0.5mmと0.3mm(Graph1000 for Pro)を自宅でグラフ書きによく使ったが、それ以外の製品はほとんど使った記憶がない。それにこだわっていたわけではないが、それ以上のこだわりも無かったので、手元にあるものをずっと使い続けていただけである。
鉛筆そのものは生産量が減っているというが、鉛筆系筆記具は今後も必要であるので、そういうシェアはシャープペンシルにシフトしてきたのだろう。
だいぶ前に、文具に興味を持ち始めた頃だったか、クルトガの機構の製品があるのを知り、通常タイプと1000円のタイプのを購入してみたが、実はほとんど使わずに放置してある。0.5mm以外にも0.7mmのPILOT S3やS10があったり、あとは多機能ペンに付いているシャープペンシルも多数ある。
鉛筆系の筆記が必要なときは、基本的に鉛筆を使うのだが、多機能ペンを使っている時にあえて鉛筆に変えずにそのまま付いてるシャープペンシルを使うこともある。特別シャープペンシルを嫌っているというわけではない。
ただ、どうしても一般的なシャープペンシルは学生の筆記具というイメージがあるせいか、使うシーンを選んでしまう。会議などで、普通のノートに普通のシャープペンシルを使ってメモをしている人を見ると、小さな疑問を感じることがある。悪いことをしているわけではないのに、自分のメモや手帳への付記などに使うことがある程度なのだ。
鉛筆の場合は何故かそういう感覚はなく、わりと堂々と使える。色々考えると、結局好みは鉛筆なのである。
一定の太さを保って書けるとか、鉛筆のように削る器具が必要ないとか、尻軸に消しゴムも付いているので、それだけで鉛筆系の筆記が完結しているとか、そういう特徴を挙げてみると、シャープペンシルはそんなに敬遠すべき筆記具でもないのかもしれない。
余談だが鉛筆系筆記具ではどれも消しゴムを使うので、消しゴムの市場は今後もそんなに変わらないとも思うがどうなのだろうか。
このたび、ZEBRAのデルガードという機構の製品を知ったので、またそれをコレクションに加えた。uniのユニシフトの機構もまた収納や持ち運びに便利で、これもまた使える。クルトガと合わせて、自分が学生時代によくシャープペンシルを使っていた頃には無かった仕組みが出てきている。
幾つか使ってみると、自分としての好みは金属製のボディで少しの重みがあるタイプであることがわかってきた。濃くはっきりと書きたいタイプで、筆圧がそもそも強めなのか、あるいは持ち方も悪いのだろうと思うがすぐに手や腕が痛くなるので、そういう負担が少しでも少なくなるような、そういう重みがあるもののほうが使いやすい。鉛筆はそもそも軽いが、短くなって太めの補助軸などに取り付けて使うときのほうが使いやすく感じるのも同じ理由だろう。
結局そうやって集めてしまって何本もあるのだから、今後は時々使ってみたいと思う。