インク使用計画

投稿者: | 2016-12-03

万年筆そのものもそうだが、インクも何種類も集めてしまったので、どう使い分けようかと考えて、計画を立てている。コンバータの残量を見て、少なくなってきているものがあると、早く使い切って計画した次のインクを入れたいと思って楽しみにしているが、残量が少なくなってもなかなか使い切らない。
そんなに入れ替えたいなら残ったインクを捨てるか瓶に戻すかして、洗って次のインクを入れたら良いとも言えるが、使い切ることのほうが達成感がある。段々線が細くなって、かすれるようになってきて、ついに書けなくなる。そういう瞬間が良いのである。
自宅で趣味的に使う万年筆なら、まあそれで良いのだが、一応仕事でノートや手帳書きに使うために持ち歩いているCapless万年筆もあり、それについてはインクがいつ無くなるかという心配を常にしている。
というのも、この万年筆にはCON-20という金属・ゴムチューブのコンバータを使っていて、これが残量が全く見えない構造だからである。PILOTのコンバータでは他にCON-50か40が使えるが、20が金属製で見た目の相性などで気に入っているのでそれを使っているのである。それもあり、また何故か時々インクが乾いてしまうのか、あるいは空気が混入してしまったりするのか知らないが、インクが入っているにもかかわらず書けなくなってしまうこともあって、時々困る状態になる。
そういうことにも備えて、持ち出すときにはこれだけではなく別の筆記具も一緒に持ち歩いているが、そうまでしてでも書きやすいので気に入って使っている。
今、あと2本、まもなく使い切れそうな残量のインク状態のものがあるが、もう今日は1本使い切りを体験したので、あとはしびれを切らしたことにしてインクの入れ替えをしてしまおうかと企んでいる。