キーボードの配列

投稿者: | 2017-01-07

キーボードの配列は、人それぞれの好みがあって、特定のキーの要不要、Ctrlキーの位置とか、キー全体が配置されている位置やピッチ、押下圧、JIS配列かUS配列かなど、そういう所が違いに関わってくる。実際、自分もこうあるべきだという好みはある。
ただ、多くの人はそういうことを気にしない。市販のパソコンの付属キーボードをそのまま使って、それに慣れるようになっていて、そういう拘りは無駄なものと考えている。
一般的な人は、それで長文を入力する機会がなく、せいぜいGoogleなどでの検索の語入力や買い物の時のフォームに必要な事項を入れるくらいなのだろうから、キーボードはあるものが使えればそれで良く、要は「入力ができれば良い」という。
そういう人にとっては、メンブレンの機構かパンタグラフなのか、キーのスイッチがどうかということは一切関係ない。
拘りの有無はキーボードに限らず他の全てのことがだいたいそうなので、それはそれで良いのだ。
CtrlキーはAの横、Windowsキーは必要、キーピッチは19.5mm、押下圧は30~45g程度、US配列、テンキーレスというのがだいたい自分の配列に関する好み。色は黒色系でキートップの刻印は目立たない色ということなどもある。
これだけの要件があれば、選択肢としても購入できる店もかなり限られてしまう。
そもそも、普通の人はキーボードを別買いすること自体が理解できないかもしれない。かつては自分もそうであって、パソコンに付属しているものがあるのに、あえて買う必要があるのかということがわからず、店頭にあるキーボードは自作パソコンのためだけのものと思っていたくらいである。
AOUR配列も含め、そういう入力方式やキーボードなどのインターフェースは大事であると思うのだが、あまり気にかけられないのが普通であって、ただしその分、何か人との違いを考えてみたいときに拘りやすい分野でもあると言える。