ノート雑感

投稿者: | 2018-10-06

文具と意識してノートを使うようになったのは十数年前である。MOLESKINEが格好良く、そこから始まった。ボールペンや万年筆、鉛筆などで筆記具の使用感やその他、基本的に雑記として使ってきた。
しばらくほとんど使わなくなった時期もあるが、ツバメノートやLIFEノーブルノート、アピカのノートなども使い、今は各種MDノートばかりを使っている。主として使う筆記具も、当初はボールペン、万年筆、一時期鉛筆ばかりという時期を経て、今は又万年筆である。
ノートの様式としては、横罫、無罫、方眼などがある。それぞれ使ってみた結果、書く内容が文章的なものが中心であるので、基本的には横罫が良いと思っているが、横罫も罫線幅が7mmやそれ以上になると書く字の大きさの関係で字が揃わず綺麗に見えないのではないかとこのところ疑問に思っている。
無罫はより所となる罫線がないので、字の大きさがバラバラになり、字も縱横もきちんと揃わない。今の使い方では挿絵などは多くは描かないこともあり、自分にはあまり向かない。
従って、直近では5mmの方眼が気に入っていて、これだと細字万年筆で書く字の大きさにだいたいちょうど良い。大きな字を書きたいときは二つのマスを使うなども出来る。罫があるので、大きく字が曲がったり揃わないということはない。
しかしこれは、ノートの大きさと筆記具の用い方、書く字の大きさにも関係するということがわかってきた。
大きな字で見開きに文字が少ないと、文学作品などの用途であれば良いかもしれないが、雑記として使う場合は情報量が少なくなり、俯瞰性も悪く、結果として使いにくいと感じてしまう。これは、無罫だと文字が大きくなりがちで、方眼でも2段に亘る文字の大きさだと同様である。文庫サイズ程度の小さいノートでは、7mm罫などであってもそういう傾向がある。
後で見返して見やすく満足できるノートは、自分としては見開き2ページに一定の情報量があり、余白も適度にあって、図や挿絵も一つ二つあるような、そういうノートの使い方である。それができるのは、小さいノートより今好んで使っているA5サイズ程度の大きさのものが良い。万年筆は何本もあるのは良いとして、様々なインクを見開き2ページ内で多用すると汚く見えてしまう。基本同じインク一色、アクセントとしてもう一色くらい使うのは許容だと考える。
そう考えると、文庫程度では情報量が少なくなる可能性がある横罫もA5サイズなら適度ということになる。方眼は5mmマスを基本単位として使うので、文字の情報量としても適度になり、図を入れる場合も書きやすい。無罫は今のところ苦手として、当面はやはりこの2種を基本として使っていくのである。