Webフォーム内での変換修正

投稿者: | 2019-08-17

ATOKでは、確定アンドゥという機能があって、すなわち確定した直後の文字列を再変換できる状態に戻し、修正ができるというものである。確定直後に[Ctrl]+[BS]キーの操作で直前に確定した文節が未確定状態に戻る。なおこの操作を繰り返せばさらにその前に確定した文節も未確定状態になる。自分は誤変換の修正にこの機能を多用している。
ただし、これができるのはアプリケーションにもよるらしく、できないものもあるとのこと。
テキストエディタなどでは問題ないが、最近ブラウザでTwitterの投稿フォームなど、Webフォームでの修正に確定アンドゥを使うと、うまくいかないことがある。確定した文字列は確定状態になって、その確定文字列の直後に未確定状態になった文節が出現する。つまり、未確定文節を正しく変換したとしても、最初に確定状態になった誤変換文節と置き換えにならないので、その部分まで戻って[Del]や[BS]で不要な文節を削除しなければならないのである。これだと、確定アンドゥの意味がほとんどない。
そういう場合を想定して、Webフォームでは確定アンドゥはなるべく使わず、誤変換に気付いたら[BS]で文節部分を削除してから再入力をしている。これがそれなりにストレスになっている。