Nomalise/Reset.css

Webサイトの作成からしばらく遠ざかっていて、再び必要があって入り込んだとき、CSSの世界も色々と変わっていた。その一つがブラウザ間の差異を平滑化する共通のCSSであって、そのCSSをまず読み込むようにHTML側に設定してから、改めて必要なデザインをCSSでカスケードするというものだった。
そういう作成を行ってからもまた何年も間が空いてしまっていて、再びそんなこともほとんど忘れてしまっていたが、そのようなCSSにはReset.cssとNomalize.cssという二つの種類があるらしい。
前者CSSは、ブラウザで持つ初期値のスタイルを全てリセットするというCSSで、後者CSSはブラウザ間の差異を解消して基本的なスタイルを設定するというCSSであるとのこと。
その頃に作成したサイトのCSSを見たら、一つはNomalize.cssをHTMLからリンクして呼び出すようにしていて、別のサイトではReset.cssを使いながら必要なスタイルを設定していた。多分、HTML5の書籍に何かそういう説明があって、それを取り入れたのだったと思う。
Nomalize.cssはそれからだいぶバージョンが上がっていたので、差し替えたらどうなるだろうと思ってやってみたら、基本的に影響はなかったので、新しいCSSにしておいた。
幾つかのサイトでの説明によると、Reset.cssのほうが歴史としては古いが、今のデザインの主流はNomalize.cssのほうを使ってスタイルを統一しておくほうが良いとのこと。酢タイルを全部リセットしてしまわなくても、Nomalizeである程度考えられたブラウザ初期値スタイルにするほうが理に適っているということのようだ。
幾つか思うところもあって、こういうようなテキストをブログ側ではなくサイト側に掲載するのに、今は既存の別サイトに間借りのように関係ないコンテンツを置いたりもしているのであるが、その部分だけは別サイトか別スタイルにすることでどうなのか、或いは日記的・ブログ的ながらスタティックなHTMLのサイトはどうかなどを考える。
スタイルは極力シンプルなものにして、特に構造的な文章中心のサイトデザインということでそのひな形を作れないかと検討も行っているところだが、実現させるかどうかは気分次第という所である。少なくともさほど不都合は生じていないし、新たにデザインを作らなければならないほど、現行サイトが古くなっているわけでもない。