天邪鬼な好み

投稿者: | 2020-01-19

キーボードに限らないが、自分の好みは概ね他の多くの人とは違った物という基準があるのかもしれない。他の多くの人とはすなわち一般の、特にPCに深い造詣を持たない人のことであるが、そういう人たちがしないような方式や製品選び、使い方をしているのである。
例えば、ノートPCは多くの人ならNECや富士通、東芝など国内ブランドの物を選ぶことが多いと思うが、自分はLenovoのThinkPadである。周辺機器の接続などに都合が良いドックがあったり、キーボードの配列にUS配列が選べたりすることによる。造りもしっかりとしていて高性能なモデルもカスタマイズで選ぶことができるので、ノートPCとしてはIBM時代からパワーユーザからの評価が高いブランドである。
そういうノートPCを使っておきながら、使い方はデスクトップのようであって、外付けのモニターやスピーカ、キーボードやマウスを接続して使っている。ノートPCをノートPCとして使うことは少ない。
モニターはEIZOの製品と、サブモニターとしては以前使っていた三菱のダイヤモンドクリスタ、スピーカはBOSEのCMMである。物好きな人が選ぶようなものばかりで、少し高価でもあり、一般の人はまずこういう構成は選ばないと思われる。
キーボードは価格が2万円を超える東プレのRealforceを使っている。フルキーボードではなくテンキーレスであるし、まず普通の人はその価格をキーボードに費やさない。しかも自分は一般的なJIS配列ではなくUS配列である。CtrlキーとCapsLockキーを入れ替えて使うことにしていて、和文の入力方式もローマ字入力でもかな入力でもなく、完全にカスタマイズした方式で、こんな方式を使っている人は周りには一人も居ない。
PCの好みやキー配列の好みは人それぞれだと思うが、自分の場合は全て拘りが独特であって、他の人と一緒というものがほとんどない。