老舗の秀丸

投稿者: | 2020-02-15

一太郎もWZもそうだが、秀丸も20年以上もの歴史がある老舗アプリケーションなので、昔から使っている人の中には年配の人も少なくない。そういうアプリケーションを指してまだ生きていたのかと揶揄う人も多いが、自分もまたそれらアプリケーションを愛用している一人である。
老舗のアプリケーションはそれだけで安心感があり、長く使っているので使い方や画面構成、設定の方法などが染み付いてしまって感覚的に使えるようになっているので、簡単に新しいアプリケーションに乗り換えて慣れることが難しい。これはアプリケーションだけではなく、キーボードでもPCのOSでも、だいたい何でも同じだ。
秀丸を最初に使ってみたのはWindows 3.1の時代だったので、25年以上は前のことになると思う。高機能なテキストエディタとはどういう機能があってどう動作するのか、何にどう使えるのかということを知るきっかけとなったのが、雑誌の付録CD-ROMに収録されていた秀丸である。バージョンで言えば1.4かそれ以前のものであったように思う。
すぐにWZ EDITORをメインで使うようになったが、レジストして秀丸も時々使い、WZの新版が出なかった時期にメインを秀丸に切り替えてしばらくメインで使ったこともあった。
今はまたWZがメインであるものの、秀丸も時々使っている。
ずっと更新は続いていて、最新のWindowsやその動向に合う機能が開発され続けているのに、若い人などからすると旧来型のアプリケーションでもう古いと見えてしまうらしい。今の最新はAtomとか、そういうクロスプラットフォームやオープンソースなどの舶来アプリケーションなのだろうか。
プログラミング、コーディングで使うのか文章書きで使うのかによっても最適なエディタは異なると思うが、フリーではないということで選ばれない傾向も多いように思う。