Edge

投稿者: | 2020-02-29

これまでMSのブラウザと言えばIEということになっていたが、Windows 10になって、IEに代わってEdgeがその位置に来るという。
当初は独自のレンダリングエンジンを搭載していたようだが、最新の物ではGoogle Chromeと同じChromiumベースのエンジンになるということで、既にWindows 10用にChromiumのEdgeがリリースされている。Windows 8.1用のも提供されているが、いずれもWindows Updateでの提供としてはもう少し先のようである。
使ってみたところ、基本的にはGoogle Chromeとほぼ一緒である。インターフェースの違いなどはあるが、エンジンが同じということなので、違いはない。拡張機能も同じ物が使えるらしいが、Google Chromeと同じ環境が構築できるのかはわからない。
Chromeのアカウントを使うことは出来ず、ログインはMSアカウントで共有できる。IEやChromeからブックマークなどのインポートは出来る。
Chromeとは設定できる内容の違いなどもあって、エンジンは同じだが全く同じということはない。IEとも無論違い、エンジン以外は新しいブラウザが増えたという感覚である。
今後、IEに代わってEdgeが標準のブラウザということになれば、結局Windowsの標準のブラウザはGoogle Chromeと同じ物になるはずだが、我が国ではIEからの脱却が中々進んでいないのが実情のようで、IEでなければ動作が保証されないというWebシステムは多いと思われる。ほとんどの所がChromeでも動作して問題はないが、検証されていない、保証されていないという理由で公式には使えないのは困った物である。システム提供者側が新しいブラウザでの検証や修正を行うには非常識と思える額を要求されるらしい。