数字入力

投稿者: | 2020-05-04

キーボードから数字入力を行うには数字キーを使うことになるが、自分の環境ではその方法が三つある。一つはメインキー最上段の数字キーによる方法。二つ目はテンキーを使う方法。三つ目はNumLock操作で使えるようになるメインキー部分の代替テンキーを使用する方法である。
二つ目のテンキーは、自分はテンキーレスキーボードなので独立したテンキーを接続していて、配置のバランスの関係から、メインキーの左に置いている。三つ目の代替テンキーは、RealforceのUS配列に備わっている機能で、ノートPCのようにNumLockボタンを押下することで、JKLなどの部分がテンキーとして数字入力に使えるようになるというものである。
入力して得られる結果、数字が入力されるという点ではどれも一緒であるが、どの方法が一番便利なのかという点では差異がある。
最も入力しやすいと感じるのはメインキー部分である。ほとんどホームポジションから手を動かさずに数字入力ができるからなのであるが、数字のブラインドタッチが怪しく、間違いない数字を入力するためにはキーを確認する必要がある。黒モデルの配色のRealforceでは、昇華印刷で刻印文字も黒なので見にくく、確認が満足に出来ないという欠点がある。数字や記号まで完璧にブラインドタッチでミスタイプもないという人は少ないと思われる。
そういう場合に頼るためにも、テンキーレスキーボードであっても独立したテンキーがあると便利である。これは、ほとんどキーの配置で数字を確認できるため数字自体を目で見て確認をしなくても正しい数字を入力できそうなものなのだが、慣れない左手でテンキーを扱っているせいもあって、これはこれでまたミスタイプも生じてしまう。
RealforceのUS配列に備わっているNumLockテンキーも便利そうでもありながら、まずNumLock操作を一々行わなければならないのが煩わしい。そういう操作をしてからも、右手をホームポジションに戻し、JKLが123なのは良いが、4567890はメインキーで列のずれがあるので、やはりミスタイプはしてしまう。
結局、どの方法においても数字入力は中々効率の良いことができないでいる。
大量に連続して数字を入力する場合は何とかテンキーを使い、文章中の数字などについてはメインキー上段の数字キーをミスタイプを恐れながらも使うというやり方が定着している。NumLockテンキーは、使うこともあるが切替が煩雑で残念ながらあまり使わないのである。