長音符号対応

投稿者: | 2020-06-20

長音符号「ー」は、普通0の横の-キーを押下することになっていてローマ字入力の場合などはそれが使われる。自分は独自の入力配列で、「;」の右横の「’」キー(US配列の場合)に割り当てている。小指のホームポジションから伸ばし指で打鍵できるため、この位置が便利なのである。
これはJIS配列では「:」のキーの位置に相当する。入力配列の定義は、US配列でもJIS配列でも両方に同時に対応できるよう、「:」にも長音符号を割り当てているので、全角の:の出力がキーボードのその記号の打鍵ではできない。ATOKでは「ころん」と入力して変換すると全角の「:」が入力できる。
同様に、US配列において全角の「’」シングルクォーテーションも入力できないが、使うことが稀なので問題ない。
いずれも半角入力の場合、IMEをオフにした状態ではキーボードの刻印通りに入力できる。自分の入力配列はIMEをオフにした状態では影響しないのでそこは問題ない。
全角の「:」は時刻を書き表す時などに使うこともあるし、語句の区切りの符号として使いたい場合もある。「ころん」と入力して変換するのは自分はそんなに面倒ではないにしても、この記号を頻度高く使う人の場合などは不便を感じるかも知れない。
US配列ではその「:」への長音符号の割当、逆にJIS配列では「’」への割当を解除したらもちろんこの問題は解決できる。