Enterキーの無駄遣い

投稿者: | 2020-09-19

ATOKで文字入力を行う作業の時に、Enterキーの打鍵数が多いという気がしている。
だいたい入力している文節毎に確定するのは当たり前なので、どうしても打鍵数が多くなるのだが、キーボードの中でこれだけが特別強固に作られているわけでもないし、そんなに多くEnterばかり打鍵する必要もないと思っている。
無論、改行する場合はこれまでどおりEnterキーの打鍵が必要になるとしても、無駄な打鍵をしているという気がしてきたので、Enterキーの打鍵数を減らす何か方法はないかと考えてみると、単純に、確定しなくても変換が正しければそのまま入力を続けていけば良い。連文節入力ではいちいち候補を確定させなくても次に入力したら自動的にその部分が確定するので、それでいいのである。
句読点入力での変換機能も有効にしていて、それでもEnterキーを打鍵しなくても良くなる場合もある。だが末尾がかなの語だったり入力文字種が変わる場合などは、それらを打鍵した後で一度確定するか変換しておかなければ文節の認識や入力文字がおかしくなる場合がある。
Enterキーの打鍵数を減らすための設定としては、ATOKで連文節変換を自動変換に変更するという方法もある。この方法では自動で変換が適宜に確定していくので、毎回そのたびに確定の為のEnterキーを打鍵しなくても良くなるが、同様に変換ミスや正しくない変換の訂正作業、アルファベットやかなで確定するような場合については、依然としてEnterキーの打鍵が必要になるのである。
ある研究論文によると、ATOKなどの連文節変換はあまり使われない傾向があるという。文節区切りや注目文節の移動の仕方を知っている者が少ないので、個別の文節での変換を用いて、必要以上にEnterキーを打鍵する人が多いのだというのである。
自分は文節移動も文節区切りもよく使うがそれでも昔の文節毎の変換の名残というか、単文節での変換が多く、必要以上にEnterキーを多用してしまうのである。