ブックマークの意義

投稿者: | 2020-12-12

インターネットの黎明期には、検索エンジンも十分ではなかった。Googleなどはまだなく、Yahoo!はあったが、ディレクトリ型というのか、全文検索ではなく登録されているサイトしか探し出すことが出来なかった。見つけ出したりURLを入力したりして閲覧するようなサイトは皆ブックマーク、IEのお気に入りに登録してそこから訪問するのが普通だったので、ブックマーク機能の意義は大きかった。
今はいちいちブックマークに登録しなくても、Googleなどの検索エンジンで探し出してその都度閲覧したら良いので、ブックマークの必要性はほとんどなくなっていると言っても良い。
自分の使い方を考えてみても、以前からブックマークに登録されている所であってもGoogleで検索してそこから訪れることも少なくない。Googleの検索では辿り着くことの出来ないルータなど内部の機器のWeb設定画面などは登録してある。他には、Googleなどでも探し出すことが容易でないようなサイトについては登録して、必要が生じたときにそこからアクセスすることはあるので、ブックマークが全く必要が無いとまでは言い切れない。
どのくらいの登録数があるかにもよるが、自分などはそういうGoogle以前からブックマークに頼っていたところもあって、カテゴリ分けをきちんとしておかないとブックマークの中からでも見つけられないくらいの量もあるので、そういう整理をしているし、BookSyncというブックマーク同期アプリケーションを使って複数のブラウザでのブックマークとお気に入りを共通化したりもしている。