60%キーボード

投稿者: | 2021-04-25

自分はHHKBのようなキーボードのことをコンパクトキーボードなどと呼んでいたが、最近では60%キーボードというほうが一般的なのだろうか。
キー数の割合で概ね60%のものをそう呼ぶそうで、一般的なテンキーレスよりも更にキー数が少ない、おそらく最小の構成のキーボードをこう呼んでいるのだと思う。とりわけ自分のところにはHHKBとMajestouch Minilaがある。
HHKB Pro2は、もうRealforceよりも早く使い始めたので10年15年は使っていることになるが、もちろんこれも全く感じとしては劣化などしておらず、普通に使用する事が可能である。何年も、わりと長く使っていたこともあり、久々にPCに接続して使ってみてもそれほど深い違和感はない。
Realforceの静音モデルと比較すると当然にタイプ音は煩いし、そのせいもあってかなんとなく打鍵感が固いというような感じもするものの、まあ基本的には打鍵しやすいと思う。
60%キーボードのHHKBでは独立したカーソルキーがない。独立したファンクションキーもなく、これらは右手小指で操作するFnキーとの組み合わせという事になる。それ自体は慣れてしまえば概ね問題が無いのだが、Fnキーとの組み合わせに加えて別のコンビネーション操作もあったりする場合はかなり面倒で、その操作を作業中に整理して指を動かすのに戸惑いが生じて、これが擬しいことがある。例えば、範囲選択をするにはShiftとカーソルキーを同時推しする必要があるが、HHKBの場合だとFnキーとカーソル代替キーに、それにShiftキーを組み合わせるので、3つのキーを同時打鍵しなければならない。
また、カーソルキーが独立していると、手をその場所に持って行くだけで上下左右どの方向でもすぐにそのキーを操作することができるが、Fnキーとの組み合わせだと、まずFnキーを探って小指で到達して、そこから目的の上下左右のカーソルキーを探すので、これもまた擬しく誤打鍵することも少なくない。
そういう欠点はあると思うが、一部は慣れが解決するようなものではないか。コンパクトな形状は皆憧れるようにも思うし、実際これだけのキーで全てのキー操作ができるのであるから、一つの理想型であることは間違いない。
コーディングなどに特に適しているとは思うが、打鍵するという点では文章書きの作業においても有用に作用する場面は多いと思われる。
ただしやはり、このキーボードは相当慣れて使いこなす覚悟がなければ、多くの人の多くの作業においては標準的な配列のキーボードのほうが負担は少ないということになるような気はする。
もちろん、ここまでHHKB Pro2を使って書く作業をした。
ここからは、赤軸のMinilaを使ってみる。これもまた久々に引っ張り出してきて使うキーボードである。赤軸はリニアな感じで黒軸よりも柔らかく、打鍵感がとにかく快適であるので、メカニカルなキーボードの軸としては一番好みである。
Minilaは独立した矢印キーを持つ60%キーボードであるのでその点ではHHKBより使いやすいと思う。しばらく使っていなかったので忘れてしまっていたが、これもまたディップスイッチでCtrlとCapsの入替が出来るし、入れ替えた時のための交換用キートップも付属していて、それの交換がしてあったのだった。
この感覚も、全く悪くはないと感じるし、だいたい所有しているキーボードは使い始めて少し文章を書く作業をしたくらいで完全にこれを使っていた感覚が戻ってきて、そのキーボードを使いこなすことが出来るのである。
MinilaはまたDelキーが変な位置にあるので、この位置の切り替えが少し時間が必要であるが、まあそのくらいである。
赤軸のキーボードを使ってもまた、快適であるので文章書きなどには有用であると感じるのである。
しかし持っているどのキーボードもそれぞれ打鍵感は異なり、それぞれ良いものであるので、結局どれが一番なのかというと正直決められない部分はあるのだが、今はRealforceを使うと決めているので結局最終的にはそれに戻ってきてしまうのである。
そして結局、このRealforceが一番打鍵感が気に入っているものだと思ってしまうのであって、実際切り替えて切り戻すと、そのように感じる。