縦書きエディタ

投稿者: | 2021-07-24

和文ワープロはもちろんだが、テキストエディタの中にも、縦書きに対応しているものがある。これは主に小説や新聞原稿など、完成状態が縦書きの文章を書くときに重宝するので、そういう文章を書く人は特に縦書き機能に拘っている。
自分が使っているエディタでは、WZ EDITORも秀丸も縦書きに対応している。
縦書き環境は、ワープロ専用機の時代くらいから、どうやったら実現できるかということが研究されていて、専用機では実現するのが難しかったと思うが、PC環境では概ねその頃、Windows時代になるくらいのタイミングで縦書き可能なワープロやエディタが出現してきた。WZ EDITORなどは比較的早期に縦書きに対応したほうで、秀丸は少し後になった。
自分も縦書きにした方が良い文章を時々書く。縦書きでなければならないわけではなくても、和文は基本的に縦書きなのである。WZの場合は、表示設定を切り替えるだけで縦書き表示になるので、操作は容易である。尤も、そのためには表示設定を予め作っておかなければならない。
しかし縦書きは、慣れないと感覚の切り替えが難しいかもしれない。文字が入力されていく方向が、通常は左から右の横書きなのに対し、縦書きは上から下の方向に入力されていくのである。まだ文字の入力方向だけなら感覚の切替は難しくないかもしれないが、通常カーソルキーを使って行う操作を縦横入れ替えてしなければならないのかどうかに戸惑う。つまりこれを、文字方向とあわせなければならないのか。
ATOKの場合、やはりそれは縦横合わせなければならない。文節区切り直しなどカーソルを戻したり勧めたりする場合は、上下のカーソルキーを使わなければならない。もちろん、ショートカットで設定したキー操作は変わらないので、そこは左右基本で設定したような配置のキーであれば、それは戻る方向、進む方向は同じである。
そういう感覚の違いに慣れるまで、切り替えるまで少し戸惑いは生じる可能性があるものの、余程高速に打鍵しなければならないような状態でも無い限りは、基本的には問題がない。
和文は縦書きが基本である。横書きの方が効率的だと割り切らずに、新聞記事も、文学作品も皆縦書きである。日本人は、もっと縦書きをしなければならない。
もちろん、この記事も縦書き環境で書いた。