数日前に秀丸が8.99.1がリリースされたタイミングで、WZも10.0.20をリリースしたので早速更新したのだが、以前に書いた「WZとNorton」のとおりで、相変わらずインストール・更新時にセキュリティ関係のブロックで余計な作業が伴う。
毎回ということではなく、バージョンアップの数回に一回は必ずこうなのであって、WZを使い続けるからには、覚悟しなければならない。
WZとNorton
ダウンロード時にはWindowsやNortonが警告を出して、怪しいプログラムとして位置づけられてしまう。そのせいで、データプロテクタが反応し、既存のテキストファイルの更新がブロックされてしまうのである。
これを回避する方法はなく、信頼するプログラムに追加したりデータプロテクタの設定などで、WZの実行ファイルをそういう分類に追加してやらなければならない。これは、他のセキュリティソフトなどでも同様の反応が起こる可能性もあり、同様の対処をする必要もある。
対処がわかる人ならそういう作業もできるのであろうが、多くの人はどうしたら良いかわからず、つまりはせっかくのWZが使えないということにもなる。あるいは、きちんと使えるようになるまでに相当な労力を伴う。
あるいは、テキストエディタ、WZなどを使うような人はある程度スキルのある人であろうから、そういうことが問題になっていないだけなのかもしれない。
管理者権限ユーザでインストール・更新したら起こらないのか、Windows 10なら発生しないのか、その違いもよくわからず、とにかく毎回更新は不安な作業である。