前記事に引き続き、WordPressを操作する中での感想などである。
Google検索化
ようやくGoogleのクローラが巡回に来ているようで、少しずつ登録し始めている様子はある。要するに検索でこのサイトもヒットするようにもなってきているということであるが、さほどそうやって来る人が多いわけでもなく、それを期待しているわけでもないので、あまり気にしているわけではない。
ただ、まだ移転前のサイトが登録されている部分の消去が十分でない。移転してまだ日が浅いので、そんな物かもしれないのである。
豊富な情報量
WordPressのユーザが多いということは日本語での情報量が豊富であるということで、わからないことがあってもたいていWebで検索して辿り着いたページで解決する。この種のプログラム、ソフトウエアは他にMS-Officeとか、そういうくらいに有名な物でなければならないと思うが、既にWordPressはそこまでのものになってきている。
書籍の類も、MS-Officeアプリケーションには遠く及ばないものの、大抵の書店のコンピュータ関係書籍の所に必ず数種類はある。本当はリファレンス的なものが良いのだが、だいたいはサーバの契約に始まって一つのサイト構築ができるまでの一連の作業を解説した物か、あとはサイトデザイン構築のために特化した内容になっている。
Webでの情報が多いのも特徴の一つであるが、利用率を考えるとそのくらいあって然るべきとも言える。MTの頃と違うのはYouTube動画での情報が豊富になっていることでもあるのだが、WordPressで作成されたページにある情報の方が、具体的な操作をする際には参考しやすい場合も少なくない。
MTとの比較
MovableTypeの時はどうだったかというと、それなりに書籍もあったが全盛期の頃と比較してもWordPressのほうが種類が多いような印象である。
どうしても自分が使っていたことのあるツールとの比較になってしまうが、MTでサイト構築にかかる時間を考えても、圧倒的にWordPressのほうが要する時間が短い。使っているサーバ環境のせいもあるし、自動インストールの力が大きい。ダウンロードしたアーカイブの一部を改変して、それをアップロードしてパーミッションを変更して、という作業は面白いとしても手間がかかった。
それに、MTの時はテンプレートやCSSを調整するのに時間をかけた。CSSなどはほとんど自分で調整してみた記憶もある。今で言うテーマのようなものも、当時もあったはずだが、それを選ぶのに苦労したということではなく、デフォルトのテーマにあちこち手を入れて使っていたように思う。
記事のバックアップや移行などで使うエクスポートの機能も、WordPressなら多くの記事でも一瞬で終わるような快適さであって、これはMTの時は記事が多すぎると、あるいは作業する時間帯では失敗したりもした。これはサーバーの性能差かもしれない。