自宅プリンタの必要性

投稿者: | 2021-11-16
printer

かつて、自宅のPCもワープロ専用機同様に文書作成など事務的用途が主流だったので、自宅においてもプリンタは必須の周辺機器だった。それが、自宅PCの用途がネット閲覧などに移り変わった今は、プリンタは特になくても困らない機器になっている。
写真を印刷したり年賀状を出力したりという用途はまだあるかと思うが、写真はネットプリントや、あるいはプリントせずにSNSでの共有などが一般的になり、年賀状は皆出さない方向になってきているので、益々プリンタのニーズ、自宅にプリンタを置いておく必要性は減っているのであろうと思う。それでもこのたびのテレワークの一般化ということでは、一定のニーズはまだ見込むことが出来る。

PCの使い方と考え方が概ね旧来のままの自分は、PC使い始めの頃のプリンタは低性能であまり使わなかった。その後しばらくは自宅プリンタはまず必要ないだろうということで使わずに済ませていたのだが、写真撮影を趣味とするようになってからはやはり必要で、再びインクジェットプリンタを使うようになり、DVDやブルーレイのラベル印刷などにも活用するのに至った。
今はさほど写真の印刷はしないしラベルの印刷もしないが、それでも作成した文書を出力する必要はあるし、あるいは様々な手続などで書類のコピーやスキャンにはインクジェットの複合機は必要なのである。

今のプリンタはCanonのもので、Canon機としては2台目である。だがそれがもう10年も使っている。なんとか使い続けてきたが、用紙送りがうまくいかなくなっている部分があったり、互換カートリッジを使っていることに関係してか、印刷の品質も落ちてきた。
そんなに頻度高く使わないので、電源投入時に無駄なインク浪費ばかりが発生して、印刷開始まで時間がかかるし使っていないのにインクはそれなりに消耗するし、毎回苛々が募っている。購入当初から液晶のドット欠けもあって、これも非常に気分が悪い。
このたびついに、廃インクタンク、インク吸収体の容量が限界到達するというメッセージが表示された。話によるともう何回かは使えるようだが満タンになればその時点で電源のオフくらいしかできなくなるらしい。
修理に出せという警告だが、もう廃盤製品となって5年以上経っているので修理に応じてもらえそうもなく、要は製品の寿命ということである。
本体価格は3万数千円で、何度も交換したインクカートリッジには優にその数倍くらいを費やした。自宅プリンタは実に割高でコスパの悪い機器であって使わなくてすむなら使わない方が良い。

それでも、やはり自分は自宅にプリンタは必要なので買い換えは仕方がない。
Canon機は背面給紙ができるので、自作の名刺など厚い用紙への印刷が可能であったり、顔料の黒インクがあるので、文書印刷が美しいなど、多分今後もCanon機を選択したい。各色独立タンクの必要はあるが、6色までは必要ない。大容量インク、ボトルから供給するタイプは楽であるとは思うが使用頻度を考えるとそこまでも必要ない。あとは、自動両面印刷とWi-Fi接続が出来るくらいが要件か。
その先の寿命を考えると、なるべく新製品のほうが良いだろう。これまでの機種より性能は控えめにしても、そのような観点でプリンタを選ぶ。

インクカートリッジの運用

インクジェットプリンタのインクは、やはり各色独立したカートリッジになっている物が良い。消耗した色毎に交換できるのは合理的である。ただし、それが本当に経済的かどうかはわからない。なぜなら、各色1個のカートリッジでも1000円前後の価格がするからであって、この色を交換してまた別にこの色を交換して、とやっているとまとめて全部交換するのと比較して本当に経済的と言えるのか。作業の煩雑さに埋没して、本当はコストが高いのかもしれない。
いや、そもそもインクジェットのインクカートリッジに必要なコストは大きい。インクそのものの原価は大したことがないと思うがカートリッジのチップ部分の精巧な機構のせいで多大なコストが生じている。
モデル毎に新しいタイプのインクカートリッジが開発されて、モデル間での互換性はほとんどないのも、効率が悪いと思うが、そういう商モデルなのだから仕方がない。

そんな状況でありながら、どのタイプのカートリッジにも互換品は登場する。古く辿れば、ワープロ専用機のインクリボンにも互換品は多数あって、純正品よりもずっと安く、それで品質が悪いかと言えば、少なくとも見た目には全く問題が無い。これは今のインクカートリッジでも状況は同じであるが、プリンタの寿命や写真の場合の保存性には影響はするだろう。純正品は純正品なりの品質がある。
それでもやはり、純正品は高いと思って自分でそういうデメリットも踏まえて許容するなら、互換のカートリッジを使うという方法もある。

自分も、プリンタの購入当初しばらくは純正品を使っていたが、価格差が大きく、品質もそんなに気にならないと考えて以来、ずっと互換品である。それでも今のプリンタは性能的には問題なく10年使えた。
互換カートリッジはまだきちんと使えるものになっているが、詰め替えインクは注意が必要である。詰め替え作業は公式に認められたものではなく、手も周りも汚れるし、あるときは内部にインク漏れのような状況が発生して、用紙にその汚れが付着していたりした。内部で吹きこぼれたかも知れないのである。

純正品や互換カートリッジだとほぼ絶対にそういうことは起こらないと思うが、同じ条件で比較をしたわけではないので、実際はどうかわからない。

5色インクか6色か

最初のCanon機は独立5色インクの機種、2台目は6色の機種である。
6色インク機で写真を印刷すると、とにかくグレーのインクの消耗が早い。なので全色セットのインクではなく単色でグレーのインクを多く買ったりした。
6色インク機は、そうやって1色だけインクを交換したとしても、交換直後のインクの吸い出し作業は全色を一つずつ順にやっているようで、それが概ね5、6分。とにかく時間がかかる。印刷開始まで、カタログスペックでは宛てにならない。

交換していないインクも吸い出されるので、1色交換でも全色のインクが減っていく。
定期的にそのメンテナンスは自動で行われて、ユーザが制御は出来ないから、大して使っていなくてもインクがなくなりましたという警告が出て、交換しなければならない。
それに、5色6色の印刷結果を比較してみても、自分にはどっちが綺麗なのかわからなかった。そうであるなら、5色で十分ではないか。

そんな不満を持ちながらも、気付けば10年使えたのだから、まあ仕方ないだろうとも思える。

自宅プリンタの必要性」への1件のフィードバック

  1. 管理者 投稿作成者

    それでも家庭用インクジェットの普及率は、70%から80%くらいあるらしい。
    PCがない場合もスマホから、あるいは直接メディアを差し込んで印刷できる機能もあったりする。そうでなくてもコピー機用途としてなど、ニーズはそれなりにあるようだ。

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