E-TTLストロボと撮影モード

投稿者: | 2007-08-08

つまりだ。
Pモード、プログラムAEでは、できるだけ失敗のない写真にしようとする。ストロボを使わなければならない環境とはつまり、たいていは暗い場所での撮影だから、シャッタースピードがスローになって手ブレしてしまうという失敗要因をできるだけ排除しようとする。
だからストロボ同調速度はKDXの場合1/60~1/200、(たいてい1/60)になる。この場合たいていは絞りも開放になっているので、(あるいは仕様上?)プログラムシフトも効かないのではないか。

Avモード、絞り優先AEでは、ストロボはないものとして露出計が働き、シャッタースピードが決定される。だからつまり暗い場所では遅い速度になる。シャッタースピードは、KDXの場合だと、30~1/200で設定されるらしい。要するに、背景の暗い状態を撮影するように設定されるが、ストロボは主被写体(ピントがあった被写体)が暗くならずに適正露光となるように調光して発光する。だから夜景を背景にした人物撮影などの、いわゆるスローシンクロに適したモードとなる。

Mモード、マニュアルでは、Avモード同様に露出計はストロボはないものとして働くが、設定した絞り値と、シャッタースピードで、主被写体が適正露光になるように調光され発光する。

という程度に、とりあえず覚えておけばいいのだろうか。