WP5.9.1とそのほか

投稿者: | 2022-02-25
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数日前になるが、WordPressがマイナーアップデートをして、5.9.1になった。
おそらくこの記事が、5.9.1にして初めての更新ということになる。

マイナーアップデートは自動でされるようにしてあるので、リリースされた日の朝自動的に更新されていた。本来テストサイトのほうを先行してアップデートすべきなのであるが、テストサイトはアクセス制限をしていたりするために、アップデートを正常に受信できないようで、自動の設定はしていても自動での更新になっていない。制限を言ったん解除して手動でアップデートをして更新するようになっている。

マイナーアップデートも、そんなに多く回数をやっているわけではない。確か、導入したのが5.8.1で、5.8.2、5.8.3へ2度マイナーアップデートをして、今回の5.9.1へは3回目ということになるわけだが、作業自体は特にどうというものでもなく、手動作業としても更新のボタンをクリックするだけである。
次のメジャーアップデートは6.0ということなので、その際にはバックアップを確認したりプラグインを一時停止したりという手作業部分が増える。次は6.0ということは、5.8系から5.9になるのと、5.9系から6.0になるのとでは、同じメジャーアップデートでもまた意味合いが違うのかどうかはよくわかっていない。

一太郎プロンプト

一太郎には、SuperPlayRiteという言語の独自のマクロを持っているが、それよりもずっと簡易なスクリプト言語としてこの一太郎プロンプトという機能を持っていて、コマンドライン入力のような形でスクリプトを記述してコマンドを実行させるような、そういう面白い機能を持っている。こういうスクリプトの実行機能は、UNIX系のエディタなど、他にもアプリケーションで備えているものもあるのだろうと思う。

簡単とは言っても、スクリプト言語なので、本格的に使いこなすのにはプログラミング系のそれなりの知識も要求される。基本的にはマクロ同様に上級者向けでもあるので、万人がすぐに使えるようなマニュアル、ヘルプが用意されているというわけでもない。前の記事に載せたような、公式サイトに一太郎プロンプト講座があったりするのは役立つが、それでも本格的にやろうとすると、普通にアプリケーションを使いこなすようなインターフェースでできることではないので、難しい部分はある。

一太郎は、ESCメニューを活用することである程度キーボード操作で文書の編集作業ができるようにもなるが、このプロンプトを使ってテキスト入力でコマンド操作をすることにより、さらにそういうことの実現が可能になっているのが面白い。
コマンドライン入力だけではなく、貼り付けもできるので、複数行から成るスクリプトも可能であるが、当然にそれは複雑になる。
79あるというコマンドを概観したが、だいたいすぐに自分でも使えそうなのは検索と置換くらいか。罫線の描画などについては、まだ少し習得すべき事項がある。

LibreOffice 7.3.0.3

さほど使っていないが、LibreOfficeもインストールしてあるので、たまにアップデートをと思って作業をした。
LibreOfficeは、OpenOfficeに替えて使い始めたもので、調べたら2011年頃からそれにしているので、これももう10年以上使っているということになるのだが、よく使っている、使い込んでいるというほどではないし、ワープロなら一太郎、表計算ならJustCalcという環境なので、予備のアプリケーションという以上の意味は、今は無い。

ワープロソフトをきちんと一太郎にする前までは、自宅でそれが必要になったときにはOpenOfficeを使っていたように思う。無料のアプリケーションでそれなりにWord形式、Excel形式とも互換性があって、これで十分と思っていた。
だがやはり、市販のアプリケーションでなければきちんとできないような、主として和文の対応などは、やはりちゃんとしたものでなければならないと思い、以前も使っていた一太郎にしたのが2012年だったのである。
以来、今に至るまでワープロソフトは一太郎を使い続けている。

表計算、スプレッドシートについては、ExcelでなくてもOpenOfficeのそれで基本的に十分だと思っていた。一太郎環境にしてからも表計算はしばらくはLibreOfficeを使い続けていたが、Excelと更に互換性の高いJustCalcが一太郎のスーパープレミアムに付属しているということで、それに切り替えてほぼExcel的な環境で表計算を使えるようになった。Excel単体はずいぶん高価なのである。