HHKBとRealforceの使い分け

投稿者: | 2022-07-24
realforce

RealforceとHHKBを併用している。どちらもスイッチとしては静電容量無接点で押下圧も45gで同じなので、使い心地も同様のものだろうと思って、どちらか一方だけあればその感触は味わえるのだろうと、最初はHHKBだけを使っていた頃があった。
だがその後、Realforceも導入して比較してみると打鍵感はそれなりに違いがあり、またそれ以上にHHKBのコンパクトな配列とRealforceの標準的な配列とではそもそもの違いもあった。

今は、通常Realforceを使い、時々HHKBも使っている。
単純に言えば、カーソルキーやPage Up/Dnキーが個別にあったほうが良いような作業、アプリケーションを使うときはRealforceを使うことにしていて、ただ単純に文章を入力する作業ならHHKBを使うという感じだろうか。無論、Realforceで文章を書くことも多いが、長文になることが予測されるときなどはHHKBに切り替えて使うことが多いかも知れない。

同じ45g押下圧、静音の静電容量無接点スイッチでも、雰囲気こそ似ていてもやはり違いはある。しかもRealforceはPFU L.E.なので、よりHHKBにも近付けてあるはずなのだ。簡単に言えばRealforceのほうがややしっかりとした打鍵感があり、HHKBはとにかく滑らかな打鍵感という具合である。
なので、長文作業になるほどHHKBのほうが向いているという感じだが、これは個体差なのか全体的な感触なのかはわからない。
Realforceに関しても、打鍵感はしっかりとしているという感じはあるが、それが適度な打鍵時の戻りでもあって、またHHKBのようにキーの可動部が擦れるようなちょっとしたノイズにも思えるような音は無く、安定感があってこれはこれで気に入っているのである。

Realforceもテンキーレスなので、コンパクトさはある程度ある。だが独立したカーソルキーやファンクションキー、スクロール関係のキーなどがあるので、ブラウザでの閲覧時、その作業などではやはり標準的な配列のRealforceのほうが格段に便利である。
HHKBでもそのような作業は支障が無いくらいにはできるのである。長年使い込んでHHKBのUS配列のキー配置も十分に把握できているつもりなので、問題はないものの、よりメインキーに集中して作業があるような、長文の文章入力などに特に向いていると思うのである。

RealforceもHHKBもUS配列であるが、文章書き作業においても問題ない。EnterキーがJIS配列より近いとの、変換キーとして使うスペースキーが大きく打鍵しやすいことなどで、作業は快適に行えるのである。
変換キーなどが無くても、他のキーで代替できたり、一部はカスタマイズでキーの割り当てを変更したりしているので、大きな問題はないのである。