Open TTDのパス信号

投稿者: | 2022-07-31

Open TTDをやってみながら、鉄道はたいてい単線の軌道を敷設している。信号は、とりあえずこれを選んでおけば良さそうだと思って「パス信号」を設置している。
2線のホームがある上のキャッチ画像のような駅と路線で、当初は画像のように信号を設置していた。なおこれは左側通行設定である前提で、進行方向左の信号が進行方向に対して有効になる。

ところが、この設置方法の場合、列車が2列車までなら必ず駅で行き違えたり追い抜きができたりするので問題ない。ところが、3列車以上になると、二つのホームを列車が占有している場合に駅の直前まで3列車目が来ることができるので、信号手前でお見合い状態になってしまい、身動きがとれなくなることがある。
たとえば、2つの列車が共に上り列車で1番2番ホームに止まって荷下ろしをしていた場合、3列車目の下り列車は②の信号まで進行してくることができるので、そこで何れかの列車が後退しない限りは身動きがとれなくなるのである。
こうなると、列車を指定して反対方向に折り返す操作をしてやらなければならない。

この路線が、例えば下り方向に一方通行であれば、②の信号もこの位置に設置することは一つの閉塞区間になって意味がある。無論、その場合は④の信号は不要である。
だが通常単線は上りも下りも使用するので②の位置まで列車が進行してしまうと上記のような不都合が生じることがある。

①や②には信号は不要と思われる。多分。

すなわち、この場合②や①の信号の設置は間違い(とも言い切れないかもしれないが)で、下り方向の閉塞区間は前の単線の開始点から③の位置までにしなければならない。つまり③の位置より上り側に列車があるとき、画像の場合は1番線2番線ともに使われている時は、上り側の前の駅の単線開始区間には下り列車が進入してはならないようにしなければならないのである。

仮に①と②を設置して、一方通行信号で1番線を上り専用、2番線を下り専用にするなら1番線が発車するまでは2列車目は①の信号で停止し、2番線には入らないので、3列車目は2番線に進入できるが、4番目の列車がある場合は②の位置まで進入できることになるので、多分不都合が生じるのではないか。

これが正解なのかはわからないが、①や②の位置の信号を撤去してからは身動きがとれない状態は生じていないようであるので、単線の運用においてはそれが一例になるのであろうと思う。