絞りを選ぶ感覚

投稿者: | 2007-11-23

きっと中級以上の技術を有する人ならば、撮ろうと思ったシーンに出会ったとき、ああこれはこのくらいの絞りでこのくらいの速度で、という事が感覚的にわかるのだろうけれど、自分にはまだそれは難しい。
明るさの指標であるEV値は、周りの明るさ、その日の天候と時刻などの要因で刻々と変化するものだが、自分の場合は効果先行で、適度に暈かすか可能な限りシャープにするか程度の事が基本だ。

風景撮りがメインであり、暈けのないシャープな写真が好みなので、絞りはできる限り絞りたい。高感度ノイズを考えると、基本はISO100。快晴ならばF16か11、曇りならばF8か5.6程度しか感覚的な基準を持っていない。
昼間の曇り、手持ちでの撮影とした場合、たとえばF8に合わせてみる。モードは絞り優先。ISOはまず100に設定する。測光してみてシャッタースピードが1/60秒辺りより遅い速度になるようであれば、手持ちでは手ブレの可能性が高くなるので、絞りをもう1段開けてF5.6にする。それでも遅いようならもう1段開けてF4にするか、F4では想像する被写界深度の効果に不安がある場合は絞りはそれ以上開けずにISOを200にする。
シャッタースピードが1/125秒くらい以上になれば、28mm~135mmの常用域画角ではまず手ブレは大丈夫なので、あとは露出補正の有無などの調整をして、その設定で撮影する。
せいぜいそんな感じだ。

優先する絞り値は、1/3段ステップの中間値は選ばない。ただでさえ上記程度の感覚しかないのに、中間値だと尚更わかりにくいからだ。F6.3やF7.1は選ばずに、F5.6かF8である。カメラの設定ダイヤルを3クリック分回転させる。
あまり使う機会がないが、多分シャッタースピード優先で撮影するときも、中間値は選ばず、1/125秒よりも速くするならば次は1/250秒だ。

シャッタースピードは、速くなればなるほど手ブレ・被写体ブレの防止効果はあるのには違いないが、必要以上に速くなるようなら、画質がより精細な低感度ISOにするか、あるいは更に絞り込んで被写界深度が深くなるようにしている。