だいぶ前に、特に何をしたというわけでもないのに、使っているノートPCのF5キーが外れていたことがある。ゲーム類の操作のようにハードには使っていない。ブラウザなどの表示更新程度にしか使っていなかったのであるが、そういう状態になっていた。何かのタイミングで指にでも引っかかったのだろうか。
いわゆるパンタグラフ機構のキーであって、サイズも小さく、これがどうもなかなか嵌らない。よく見ると、パーツが破損している。
キーボードの部分だけ交換するのも相当な費用がかかるというし、仕方がないので結局瞬着した。キーの押下感は変わったが、とりあえずそれで機能している。とにかくノートPCのキーは脆いモノなのだなとその時に思った。
実際、その時に以前使っていたPCの付属のキーボードをUSBポートにつないでみた。富士通製PCのキーボードで、本来機能のキーの他に、ブラウザ起動などに割り当てる為のボタンがいくつか付いている。
つないでみたのだが、実際、起動時のBIOS操作レベルでは認識しない。いや、きちんと接続したりドライバをきちんと選んだりしたら認識はしたのだろうけれど、それよりもキーボードが大きく、どうしてもノートPCだと本体の手前に置かねばならず、画面から離れるので作業がしづらくなると思って、ノートPCに外付けキーボードは自分としては使えないなと思ってしまったという話。
それからずっと、本体のキーボードを使ったが、今は外付けのキーボードが良い感じだ。画面の遠さは気にならないし、ノートPCの脆いキーではなく、しっかりとしたモノが使えるからである。