結論から言うと、無論あったほうが良いが、無くても良い。
撮影した画像の処理方法としては、観る、印刷する、保管する、という三つの要素がある。パソコンがあれば、加工する、活用するというのもある。
観る、については、最低限デジカメの再生機能で可能だ。液晶モニタなので限界はあるが、どんな写真なのかという確認は十分にこれでできる。TVにつないで観る事もできる。
印刷する、については、PictBridge規格でプリンタに直結して行ったり、あるいはメディアをプリンタに差し込んでそこで指定して印刷をしたり、あるいはメディアをお店に持ち込んでプリントしてもらうなどの方法により可能だ。
保管する、についても、メディアをそのまま保管したり、お店に持ち込んでCD-Rに書き込んでもらうなどの方法がある。
つまり、デジカメは、パソコンが無くてもその恩恵を被る事は可能だ。
しかし、いずれにおいても、パソコンがあればさらに便利なのは言うまでもない。
観る、についてはPCの大きなモニタ画面で見る事ができるほか、Webにアップロードして他人に見せるという事もできる。
印刷する、についても、パソコンと接続したプリンタで出力するために、必要な調整や指定がまとめて簡単にできる。
保管する、もパソコンでそのまま保管したりCD-RやDVD-Rに自分で書き込んで保存するようにすることもできる。
あまりにも言うまでもない話。
確かにパソコンを使って画像の画質等を調整してプリンタ出力するのも良いが、たまにPictBridgeで直結して印刷してみると、こういうやり方も手軽で面白いなと思ったのである。撮影の帰りにカメラを持って友人宅を訪れ、写真をカメラの液晶画面でスライドショーにして、気に入ったのがあったら、友人宅のプリンタに直結してそこから出力して渡してくる(USBケーブルが必要だが)、なんて事も可能なのだ。