雑記7月A

投稿者: | 2024-07-07
realforce

しばらく普通の記事を書いていない。書くことと言っても、だいたい同じ事しかないからである。

耐えられぬCtrl位置

Ctrlキーの位置はAの横でなければならない。
これまでずっと、キーの位置の変更のアプリケーションを使ったりレジストリでCapsと入れ替えたりしてCtrlキーはAの横の位置にして使ってきたので、とにかくこの位置にCtrlがないと自分はPCはほとんど使えない。
いや、使えないというのは言い過ぎで、使えないことはない。それが標準の位置であって皆それで使っているのであるから、自分もそういう標準的なPCを我慢して使ってきた経緯もある。

だが依然として、我慢しなくて良いPCについてはCtrlキーはAの横にあるわけだから、こういうPCと我慢を強いられるPCを両方使わなければならない状況では、その感覚の切替が必要になる。すなわち、PCを使う毎に、ここの位置がCtrlだったかCapsだったか迷い、打ち間違えて面倒なことになる。そういう状況を何とか約2年、我慢してきて使いづらいCtrl位置でも皆そういうものだと思ってやってきたが、いよいよそれでは作業の効率というか感覚のストレスが嫌になってきた。

どちらかに統一するとして、自分の信念でやはりCtrlキーの位置はAの横になければならないと思っていて、標準左下の位置はとにかく使いづらい。Ctrlキーは文字入力でもアプリケーション操作でも多用するのであるから、一々キーの位置を確認しなくても打鍵できるAの横になければならないのである。
Ctrlキーの位置を変更するには、我慢せざるを得ないPCにおいては為す術がなく、すなわち管理者権限がない状態ではどうやってもこの位置を変更することができない。唯一可能なのは、最初からハード的にCtrlキー位置をそこに変更できるキーボードを外付けすることである。

幸い、その布石のためというわけではないのであるが、外付けのフルキーボードを使っていたので、これと自分が用意した、CtrlキーをAの横の位置にできるキーボードと交換することで、そのキーボードを使う限りは目的を達せるということになった。
ただ、意外とそういうキーボードは多くなく、大きさや配列、打鍵感など要件を満たすものとしてはやはりRealforceくらいしかない。
HHKBもCtrlキーの位置としてはAの横にあって良いが、実際の事務用途で使うにはフルキーボードかテンキーレス+テンキーという環境でなければ使いづらい。

本当は配列もUS配列に拘りたいところであって、これも自由が利かないPCにおいてはCtrlキー位置とともに変更ができない。US配列キーボードも接続して使うことは出来ようが、その通りの配列で使うことが出来ない。これについては、ハード的にそうなっているキーボードを使ったとしてもJIS配列のままとなるしかないので、もうこの点については我慢しておくしかない。
US配列でテンキーレスの環境、あるいは左に独立テンキー環境というのが良いのだが、総合的にそれもまた難しいので、普通のJIS配列フルキーボードでこれも我慢するしかないか。

そのような訳で、新たにまたRealforceを、Realforceでは初めてJIS配列のフルキーボードを用意することにして、それに交換して使うことにしたのである。
おそらく、これでずっとCtrlキーに関しては快適になるし、Realforceであるから打鍵感に関係する環境もずっと改善されて、より快適に作業ができるようになる。

RealforceにはR3とR3Sとがあって、前者は無線接続も出来るモデルで後者は有線接続である。後者はR2と形状は共通と思われ、このほうが自分は馴染みが深い。R3は初代モデルのような周辺部の大きさがあって、そこに電池とか無線機構がある構造になっているようで、加えて、R3では昇華印刷モデルがあるが、R3Sではレーザー印刷のモデルということになり、大きくそういう面での違いがある。
拘って使うというよりは、とにかくCtrlキーの位置がそうなっている物であることというのが要件であるわけで、あとは全て標準的なもので良いわけなので、あえて付加機能やプレミアム感は打ち消して、とは言え、Realforceであるので普通のキーボードとは違った数々の価値があるので、そこはその程度で十分であると思って選択するのである。

それで常用する全ての環境がCtrlをAの横にすることができるので、割と文字入力が多い仕事においても、それが役立つと思っている。
R3Sは、R2と比較してAPCの機能が強化されて、ソフトウエアでのカスタマイズ性も随分上がっている。ソフトウエアも制限環境では使えないので、自宅で調整して持ち込むというスタイルになる。
反応位置を調整して、変荷重というわけではないが、外側のキーはやや浅い位置に、中央部分は標準的な反応位置に個別設定を組み込んで持ち込んだ。

持ち込んだ当初、不思議とまだCtrlキーを押下するつもりで、標準位置のCtrlキーを触ってしまうことが多かった。これは、この環境ではCtrlキーは標準位置という擦り込みのようなものがあって、ついいつもの位置に運指してしまうという、そういう習性が残ってしまっていたせいなのかもしれない。
同じ混同は、気付けばCtrlキーがAの横の自宅でも発生していて、Ctrlキーを押下するつもりで標準位置に小指が行ってしまうということは、割とよくあるのだった。
だが1週間も使い続けているうちに、CtrlキーはAの横という、自分にとっては正しい擦り込みもできあがって、ミスタイプもだいぶ減った。

それにしてもRealforce

2005年頃から様々なキーボードを使うようになって、メカニカルも使ってみたりするようになったが、実はRealforceを使い始めたのは後発で、2009年頃が最初である。当初は、白モデル・アイボリー色のモデルしかなかったり、USBで接続できるUS配列のものなど、自分の要件に合ったモデルがなかったというのがその理由である。
それでも、US配列テンキーレスの86UBが始まりで、それを使うようになってしばらくは他のキーボードも併用したりしていたが、やがてRealforce一本になって、以来ずっと、ほとんどRealforceをメインとして使用するようになった。

テンキーレス、US配列が基本だが、独立したテンキーもこのRealforceのを使っていたり、それに加えて会社用としてもJIS配列のフルキーボードを使い始めると、その日1日、基本的にはRealforce以外のキーボードに触らないような状況になってしまう。
信頼性の高い国産、高品質、高耐久であることももちろん、デザインがスタンダードであることなどが自分が気に入っている要件で、多分今後も基本的にはRealforceを主で使っていくことになるのだろうと思う。

静電容量無接点のキーボードとしては、HHKBのほうが先に入手して、それを使っていた。静電容量無接点とはこういうものだと思って、それでしばらく本家Realforceのほうを選ばなかったという面もあるが、HHKBの特殊な配列ではなく、標準的な配列のUS配列も使ってみたくなって、その時点ではFILCOなども試していたから、ここでRealforceという選択に至ったわけである。
HHKBとも違った打鍵感や打鍵音で、変荷重モデルということもあり長文の文章入力にも特に使いやすく、メカニカルキーボードでありがちなチャタリングも起こらず、とにかく快適であったので、以来これを標準的に使うようにしたのである。
その最初のRealforce、86Uは、既に使ってはいないものの特に故障したりしている訳ではなく、接続したら普通にまだ十分に使えるので、その当初の間隔、静音スイッチでないキーボードの感覚を味わいたい場合などに、再接続して使ってみたりしている。

ノートPCとキーボード

ノートPCには当たり前だがキーボードが本体に組み込まれている。通常はこのキーボードを使って打鍵することになる。それは、ノートPCが支給されている会社においても同様であるが、会社PCはデスクトップ型で、フルキーボードを使うということを基本にしている所も多い。どちらが多いかは知らないが、おそらくデスクトップ型であるほうが多いというような気はしている。

ノートPCが支給されている場合においては、テンキーがないことがその理由の一つとなって、テンキーのみを外付けにしたり、あるいは最近ではPCクーラーや、ノートスタンド、外付けモニターを接続したりするせいもあって、本体キーボードでは使いづらく、キーボードを別に用意する人も少なくなくなってきているようである。
そういう場合のキーボードを見てみると、さすがにRealforceなどを使っている人はほとんど居ないが、ただPC関係機器に詳しい人などでそれを選んでいる人は何人か見かける。多くは一般的な、つまりは近くの家電量販店などでも入手できるような普通のキーボードを使っている場合がほとんどである。
無論それで、キーボードの役割、外付けにする意味は果たすわけであるので、問題はない。

キーボードに対する考えは人それぞれで、拘りもまた人それぞれである。
ノートPCのキーボードで十分満足できる人もまたそれは普通であって、テンキー付きのフルキーボードが良いという人もテンキーレスがいい人もHHKBのような60%などのキーボードが良いという人も、それは様々である。

JISフルキーボード

会社PCは当然ながらJIS配列である。自分はUS配列派であるが、こればかりは仕方がない。
勝手にUS配列に変更するわけにもいかない。従って、キーボードを外付けで選んで使う場合もJIS配列のものとしなければならず、今回のRealforceにおいてもそうしたものである。
これまでしばらくは、配置上邪魔になるということもあって、そのような外付けキーボードは使っていなかったのであるが、気付けば周りの人の約半数かそれ以上が外付けのキーボード、ほとんどがフルキーボードを使って打鍵していたりするので、自分もしばらくは余って使われていなかったJISフルキーボードを使うようになっていた。

普通にあるキーボードは、普通のメンブレンのキーボードであるので、打鍵感はともかく、配列がJISであるという点が、自宅でUS配列を使っている身としては中々、慣れなかった。PC本体キーボードもJIS配列であるから、その点は同じであるが、やはりこれは難しい。キーの位置の違いがある。Enterキーは小指で打鍵するのに、一つ手前のキーを打鍵してしまったりするなど。
標準のCtrlキー位置にもまた戸惑った。CtrlキーはAの横になければならない。ただ、少しの時間使っていると、これはそういうものだと指が覚え込むようで、そのキーボードでも問題なく打鍵できるようになってはいた。

だが特にそのCtrlキーの位置がずっと標準のままでしか使えないことにいよいよ我慢ならなくなって、その位置がハード的に変更できるキーボードとして、打鍵感も最高のRealforceを、いよいよ使うようになった。
ただ見た目は、よほどキーボード等の周辺機器に詳しいような人でなければ、これが何なのかは知る由も無いことと思う。

静音スイッチの打鍵感

Realforceには、通常のスイッチタイプのものと静音スイッチのタイプのものとがある。静音と言っても無音ではないが、カチャカチャというプラスチック的な余計な音がほとんど排除されて、コトコトという表現の、高級感がある、優しい打鍵音が提供されるようになる。
通常スイッチが好きな人というのも多いが、自分は静音スイッチの打鍵音のほうが好みで、R2のモデル以降、あるいはHHKBも静音タイプのものを導入して使っている。

この度会社PCでRealforceを使うようになって、これも静音タイプのものであるので、それ特有の打鍵音が響く。しかしそうして気にして他人のキーボードの打鍵音に耳を澄ませてみると、メンブレンの普通のキーボードではあると思うが、意外と大きな打鍵音が響いている。
それからすると、自分のRealforceは頗る静かな打鍵であって、無駄な音がしない分、高級車の扉を閉めたときに感じる違った音のような、そういう高級感さえあるように思っている。

ただもちろん、今だそれに気付いて指摘してくるような人は、周りには居ない。
自分の打鍵はAOURで、一般的なローマ字入力ではないので、その音というか打鍵のリズムの違いもあると思うのだが、もちろんそれもそんなことに気付く人など居ない。聞かれたり気付かれたりしたら説明するつもりではあるが、そうでもない限りは一人快適な打鍵感を楽しむのである。
打鍵が楽しいと思えば、それでする作業もまた楽しいものという感覚も生まれてくるものである。