ONKYO WAVIO SE-U55SX II、USB接続はノイズで……

投稿者: | 2011-04-29

ONKYO WAVIO SE-U55SX II。USBオーディオプロセッサというものを試してみた。外付けのサウンドボード、D/Aコンバータと言っても良いのか。

インストールに手惑うことも無く、無事動作して音も悪くなく、USBのオーディオデバイスも悪くないなと思っていたところ、再生中にプチッ、プチッとノイズが発生。
USBハブはダメだなと、本体のUSBポート直結で、音楽再生については、ひとまず良さそうに思えたが、動画再生の音声ではもう聴くに堪えないくらいのノイズ。スピーカが壊れるかと思うほど。ちなみに動画再生はVLC Media Playerだ。
USBケーブルやオーディオケーブルも変えてみてもダメ。ノイズさえ入らなければ良い物なのだが、この種のモノでノイズが入るのは致命的だろう。

残念ながら、自分の環境では限定的にしか使えない。
PCの内部はノイズでいっぱいで、USB出力の音声のほうがクリアとの事で試したのだが、こんなにノイズが入るようなら使えない。特定のアプリケーションのみなのかもしれないが、ヘッドホンジャックからの出力の時にはどんなアプリケーションでも聴いてわかるノイズは無かったし、やはり基本はその方式のほうが安全確実というところ。USBによる音出力はダメとは言わないが、特定アプリだけ切り替えるのも面倒なので、安全確実な方の方式、つまり従来の方式にすぐ戻してしまった。

そういう部分があるからなのか知らんが、SE-U55SXはPCレスでもオーディオセレクタとして使うこともできるようでもあり、また光デジタルの出力のようなこともできるようであるため、液晶テレビかBDレコーダに接続して使う事を模索した方が良さそうである。

どうも原因はUSBの規格が1.1である事に起因するようで、USBポートに接続するタイプのアクティブスピーカでも、同様のことが起こりうる。
USBは機器の共用の規格でもあって、適度にチャンネルを分配するようなものなのかもしれず、この種のモノをUSBハブに接続することはもちろん、多くの機器を接続している状態でこの種のモノを使うのもアウトなのかもしれない。
仮に単一で使うとしても、最近のPCは内部がUSBのインターフェースで構成され、USBポート直結ポート直結でも既にルートでない状態もあるかもしれないから、やはりこういうものは難しいのだろうと思う。