USBオーディオプロセッサのノイズ対策

投稿者: | 2011-05-07

SE-U55EX IIを使っているが、USB接続の場合、状況によりプチノイズやビリビリノイズが発生する。困ったものである。
自分が使っている機器のみならず、他のUSBオーディオプロセッサやD/Aコンバータでも、USB1.1の仕様だとかそういうものの関係上、OSとの関係その他で起こりうるらしい。Vista以降では起こりやすいともあった。

自分としては、そういう時の対策のため、このプロセッサと2系統で同時接続することにした。
一つは、正常通りUSBによる接続。自分の環境ではハブを通さずに、PC本体のUSBポートへ直結したほうがノイズは出にくいが、ハブを経由した方が状況が良いという報告もあるようだ。
もう一つはライン。PCのヘッドホン出力からプロセッサのライン端子に接続している。
プロセッサからの出力は、ライン出力からアクティブスピーカへと繋いでいる。

通常はUSB接続で音を再生しているが、ノイズが発生する場合(予め発生する事が明確なアプリケーションを使う場合など)は、ライン側の入出力へ切り替える。

  1. 音源をオフにする(音を出さないようにする)
  2. セレクタをラインに切り替える
  3. USBケーブルを抜く

ライン側へ切り替えるときの手順はこんな感じ。逆にUSB側へ切り替えるときは次のような感じ。

  1. 音源をオフにする(音を出さないようにする)
  2. セレクタをUSBに切り替える
  3. USBケーブルを接続する

本当は音源をオフにするだけではなく、スピーカもボリウムを絞り電源オフにしたほうが良いのかもしれないが……。
USBケーブルの抜き差しが何とも面倒臭いところ。PCからの音出力はUSB優先の常に択一なので、こうしないと切り替えられないようなのである。PCのポート位置と手元との位置関係もあるが、USB延長ケーブルの使用により多少不便さは解消される。なお、延長ケーブルの使用・未使用ではあまりノイズの有無には関係ないようであった。