ドラフト編集の画面が懐かしい。
今はどんなワープロでも印刷する用紙のイメージでの表示が基本になっていて、それは一太郎も同じなのだが、このドラフト編集モードは、用紙のイメージではなく、ワープロ専用機やテキストエディタのようにプレーンな文字列での表示が基本になっていて、文字修飾などの結果はそれなりに表示されるものの、用紙のイメージではない。エディタフェーズ同様に文字列の編集に適したようなモードという印象、これこそワープロという感じだ。ヘルプには、スクロールなども速くなり、文章推敲にも適したモードであると説明がある。
記憶では、一太郎Ver.6や7辺りでは、このドラフト編集モードがデフォルトになっていたはずで、前に一太郎をメインで使っていた時を思い出す。懐かしいから良いという訳でもないのだが、用紙の余白などが表示されないせいなのか、確かにエディタフェーズ同様に文字列編集に適しているとも感じる。
最近の一太郎には作業フェーズというのがあって、エディタ、アウトライン、基本編集、提出確認、ビューアと分かれている。それぞれ、文書の作成プロセスに沿ったワープロの利用シーンに適した機能を提供してくれるものだ。
いつのバージョンからそうなっているのか知らないが、このうちの基本編集が、通常の文書作成作業を行うフェーズで、まさに基本となるモードであって、ドラフト編集、イメージ編集、印刷イメージの3つの画面モードがある。