ゼブラのニューハードと同様に、1960年代からのロングセラーというbicのボールペン。定価はニューハードと同じ80円で、ベーシックなボールペンの一つ。以前から見たことがあったような気もするのだが、そのフランスのブランド名も最近になって知った。今は輸入品なのか国内工場なのかわからないが、自分が子供の頃など以前から日本でも売っていたのだろうか。
ブルーとブラックの2本を購入。ブルーはFineで0.7mm。ブラックはMediumで1.0mm。少しだけ使ってみたが、思いの外、使いやすい。
2010年にグッドデザインロングライフデザイン賞を受賞しているらしい。インクの粘度が調整されていて、ニューハードよりずっと滑らかで、その書きやすさが評価できる。また、ニューハードは透明軸のグリップ部分に溝切りがしてあって握りやすいようになっているが、bicオレンジにはそれがない。滑らかな書き心地なので、必要以上に力を入れることがなく、グリップ部分の加工が無くても問題ないに。それがむしろ持ちやすい。ニューハードなどのタイプのグリップは、硬い素材のグリップなので長時間使っているとペンだこの要因にもなりそうだが、これはおそらく、そういう心配はしなくて良さそうだ。
ただ、軸がオレンジ色なので、インクの残量は確認できない。ペン先部分を引っ張れば抜けるようだが、基本的に本体と一体になっているので、リフィルは交換できない使い捨て仕様なのかもしれない。