自宅でも離れた場所に別のPCがあって、それぞれに同じ設定をするとか、そういう2台共に操作したいときがある。1台の作業を終えてもう1台の作業を行うわけだが、PCがある場所間を移動しなければならない。同じ部屋や隣の部屋ならまだしも、離れや別のフロアなどにあるような場合は結構それが面倒である。
あまりそういう頻度は高くないものの、そういう場合、リモート接続で互いにPCをコントロールできたら一つの場所でもう一台のほうのPCでも作業をすることができるので便利だ。
以前別のPCだった時にはうまく動作していたWindows標準のリモートデスクトップが、今のPCの構成では何故か上手くいかなくなっていて、そういう面倒な移動をせざるを得なかったのだが、ようやくあれこれ調整して相互にリモート接続ができるようになった。
接続が上手くできなかった原因はよくわからない。セキュリティソフトの関係ではないようだ。リモート接続も許可している。ネットワークがパブリック扱いになっていて互いに到達できない、見つけられない状態だったかもしれない。MSアカウントのユーザが同じで、同じユーザに接続できないという原理的なものだったかもしれない。標準ユーザではクライアントかホストかいずれかには支障があったのかもしれない。
その辺を整理して、管理者権限のユーザがクライアントとなって、相手方のローカルアカウントには接続できるようになったようなのである。
と言って、今すぐそれで何か相手PCをリモートで操作しなければならないということはないのである。
それにしても、少なくとも相手PCも電源が入っている状態でなければ、スリープや休止状態ではそこからリモートで起動させることは出来ないので、どっちにしろ多少の手間はかかるものである。