だいぶ前から、「あふ」という2画面ファイラーを使っている。昔のDOSの時代のファイラーの流れをくみ、キーボードだけでファイル操作(コピー、移動、その他各種)をすることができるようになっているファイルマネージャーである。一般にはファイラーともいう。
Windowsには標準で、誰もが知っているエクスプローラーというファイルマネージャー(シェル?)がある。視覚的に操作できて、これで特別不満があるというわけではないが、マウスでカチカチしなくても、簡単にファイル操作ができる手軽さ、特にファイルの整理をするときの快適性は、一度味わったら手放すことができない。アーカイバとしての機能もあり、重宝している。
エクスプローラー、いわゆるGUIファイラーも、縮小版でサムネイルが表示できたり、マウスドラッグで視覚的にファイル操作ができる感じも悪くはないが、ファイルの操作以上の特別なことは普通できない。
フリーソフトでは「まめfile」などが有名だが、こういうファイルマネージャーだと、アーカイバとしての機能や、表示のカスタマイズが細かくできたり、あるいは「あふ」のようなキーボード操作も実現できる。
日常使うソフトなので、エクスプローラーに慣れている人はメインを乗り換えるという気にはならないかも知れないが、試してみる価値はあると思う。