子供の頃、自宅にあったのを覚えているが、実際には使ったことがないものの一つが電動字消し。太いペン型をしていて、モーターで先端の消しゴムを回転させ、それで字を消すという、アレである。今でもちゃんと製品としてあるようで、製図などの細かい線を消す際に便利なものとされている。
先日、ダイソーで電池式の単純なものを見つけたので買ってみた。
乾電池は単四2本。マンガンやアルカリでも良いが、よく使うならeneloopその他の充電池を用意しても良いかもしれない。（電池は付属していない。）換えの消しゴムは5個ほど付いている。
どうせその辺りが黒くなってほどほどにしか消えないのではないかと半信半疑で使ってみると、これで、なかなか良く消える。こする力もほとんど要らずに、簡単だ。
ただし、消しカスは飛散する。こればかりは、最近の高性能なプラスチック字消しのようなわけにはいかない。カスを散らばらせずにゴムの元に貯めると、回転に影響するはず。
さらに、当然モーター音は響くので、静かなところで作業・勉強をしている場合には周りに迷惑にもなるかも知れないという欠点はある。
しかしながら、細い線や細かい文字をよく消す作業をする人は、持っていても、悪くはないと思った。