要するに、PCから離れる時はほとんどの場合、スリープ状態にしている。
これは、第一に復帰が高速であるからである。ノートPCの画面を開けるとすぐに使える状態になる。シャットダウンなどをしてしまったら、こんな高速復帰はできない。
第二に、復帰プロセスにおけるディスクアクセスが他の方法と比較して少ないと思えるからである。ディスクアクセスが多いと、時間もかかることになるが、それ以外でもSSDに負担がかかるのではないかと危惧するからである。
スリープ状態では電源を必要とするのでバッテリーを消耗する。起動時はAC電源の供給をしているので、自動的に充電もされてて、次の復帰までの時間、だいたいバッテリーは十分に持つ。残量が減っている場合などで不十分と思える場合は、シャットダウンとする。
一方で、シャットダウンをする場合もある。これはバッテリー残量が十分ではないと思える場合である。長時間使わない場合は満充電状態が続かないようにAC電源を供給しないようにするので、次に電源を供給する、つまり次に復帰して使用を再開するまでに十分な残量が必要で、それがない場合はシャットダウンをしてバッテリー消耗も抑えるわけである。
稀だが、完全シャットダウンをする場合もある。これは、次の起動時にリソースを完全に解放して環境を新たにしたい場合である。通常そういう場合は、リブートすることで同じ事になるので、必要がある場合は終了と次の復帰時に関係なくリブートをしている。