ルータの安定度

投稿者: | 2021-01-17

無線LANルータの安定度とは、無線も有線もきちんと接続できてその接続が不意に切れたりしないこと、暴走しないこと、勝手に再起動しないことなどがあると思われる。ルータの安定度はつまり信頼度でもある。
自分はずっとNECのAtermを何機種も使っている。他のメーカー品よりも安定度が高いと感じているからである。
以前、Baffalo社の製品も何機種か使ったが、その何機種しかない中でも数台が故障して使えなくなった。Atermでは故障による乗り換え、交換は一度も発生していない。
昨秋に、2013年から使ってきたWG1800HPから最新のWG2600HP4に乗り換えた。この最新機種2600HP4は一部ではあまり高い評価を受けていない。初期のファームウエアが不良で安定しないような状況が報告されているらしい。だが最新のファームではそれが改善されて、安定度が高まったとも言われている。
自分の環境に関しては、まだファームが更新される前の2600HP4でも不安定なことはなく安定度はずっと高い。数ヶ月使って問題が生じたことは一度もなく、また前機種からも無線接続などの基本性能は向上して満足度も高く、妥当な選択肢だったと思っている。
ただし機種として見た場合は、前機種と比較しても削られた機能は多く、そこには幾分かの不満はある。例えばログの閲覧が出来なくなったこととか、USBポートがなくなり機器の共有が出来なくなったこともあるし、PPPoEの接続が一つしか持てないこと、接続を任意で切断することができない、チャンネルセレクトが自由に出来ない、無線関係の設定のみならず他の設定でもプログレスバーで数十秒待たされることなど、大小様々ある。細かい部分では機器設定にログインするのにEnterキーが使えず、必ずマウスでクリックする必要があることなども少しストレスである。ファームウエアのバージョンアップ方法がオンラインによる手段しかなくなったのもそれが妥当なのかと思う。
しかしこれらは安定度には関係しない。
アンテナ部の性能向上やストリーミング数が4になったことなどで、環境の厳しい自分の所でも問題なく安定動作し、IPoEにしたこととも相まって快適になった事には違いない。