PCを無線LANで接続する為には、接続クライアント、あるいは接続ユーティリティなどと呼ばれるソフトウエアが必要である。Windows XP SP2あたり以降ではOSに標準でこれを持っているが、さらにメーカー製パソコンでは独自の接続ユーティリティが用意されていたり、無線LANルータ又は無線LANカードを購入するとついてくる物もある。どれも基本的な機能と役割は同じで、普通はそのうちからどれか一つを選んで使うことになる。
BUFFALOのクライアントマネージャをはじめとして、子機に付属するクライアントソフトはWindowsの標準クライアントと比較するとたいていはインターフェースに優れていて、直感的に使いやすいものである。
自分も今までクライアントマネージャを使っていたのだが、Windowsの標準クライアントと必要な機能としての差違は無いため、今後はWindowsのクライアントに任せて様子を見ることにしてみる。
クライアントソフトは、仕組み的に、共存させるべきものではないようで、XPの標準クライアントであるWindows Zero Configuration機能と他のクライアントソフトでは、無効有効を切り替えて使うようになっているようだ。
Vistaのクライアントでは様子はよくわからないが、BUFFALOのクライアントマネージャVでは、プロファイルを共有して標準クライアントと共存(いずれからも操作できる)できるような感じである。
無線子機は本体内蔵のIntel製を使うことがメインであり、Intelのソフトウエアを探したところ、Intel Pro/Wireless 接続マネージャなるクライアントソフトがあるのを見つけた。XPの場合は、このソフトをZero Configurationと置き換えて使うことができるようだが、Vistaではどうもそれができないらしい。ただし、標準のクライアントに機能を付加してアダプタのオプション変更など高度な設定ができるようになるので、このクライアントソフトもインストールしておいて損はないかも知れないと思う。