Firefoxの拡張にIt’s all textという、ブラウザの入力フォームで任意のテキストエディタを使えるようにするものがあって、それを使っている。
ブラウザの入力フォームで、定められたショートカットキー操作をすると、指定したテキストエディタが起動して、その内容を編集できる状態にしてくれるというものである。
たとえばこのブログの記事も、入力フォームからWZ EDITORを起動して、エディタでこのテキストを書き、それを自動的に入力フォームに投入している。
基本的にこの拡張は便利で良い。この拡張があるからこそFirefoxを使っていると言っても良いくらいに思っている。
ブラウザの入力フォームで特にこのようなブログの記事として長文を入力する場合は、これまではエディタで原稿を書いてそれを貼り付けたりしていたのでそれが手間だったが、この拡張があればその作業が自動化される。何より、使い慣れたエディタの環境でテキストの入力が出来るというのが良い。
本当はエディタで書きたいのに、貼り付け作業などが面倒で仕方なく入力フォームに直に書いていたこともあったが、これを使うとそういう心配をしなくていい。
とは言っても、ブログの記事以外にそんなに長文で書かなければならないような事があるかというとそうでもないのだが、重宝している事には変わりない。
だが、書いている途中でブラウザを誤って閉じてしまったりしたらどうなるのだろうという不安もある。そういう不安もあるが、たいていは問題も無い。書いたものはどこかのフォルダにバックアップはされているようなのであるから。
それでも、跡形も無く途中で消えてしまったらどうなるのだろうとか、セッションが切れてしまってやはり折角書いたものが無くなってしまうようなそんな気もして不安があることには違いない。
いや、そういう不安はあったとしても、実際にそうならないような仕組みになっているようであるから良いのだが、それでもそういう不安があるので、テキストエディタを起動したら一気に内容を書いてしまわなければならないという気がして、書いたものをろくに推敲もせずにリリースしてしまうことも多い。
よく考えたらもっと内容を結論に至るまで書けたのにと思いながらも途中で投稿してしまうなどしばしばある。
速く書いてエディタの保存操作をしてしまわないと書いたものが失われてしまうような気がしてならない。そういう心理的な面があるので、気に入りのエディタを起動したとしても少々落ち着かないのである。